19日目 先駆者
私は寝ることができなかった日が沈み、そして昇るまで私は家の中で起きていた。
朝になり恐る恐る外に出て、昨日襲われた場所にいった、そこには無残な姿の
ゲロフォ、ゲボフォの死体があった。ヤツがいないことを確認し私は彼らの死体を
持ち帰り、ランドの墓の隣に2人を埋葬して上げた。一応夫婦だからだ。
ミックスを連れていかなくて大正解だった、ミックスも死んでいたら立ち直れなかっただろう。
これ以上墓が増えないことを祈りたい。
私は昼寝をはさみ昨日の戦利品を確認した、といっても2つだけだが、、、、
ケラチンはとても固く鎧にできそうだった。
凄かったのはもう1つの方だった、その紙には今は亡きゲロフォ、ゲボフォと
討伐した細長い肉食恐竜のことにつて詳しく書かれており、名前はユタラプトルで仲間にすれば乗って移動することもできるそうだ。そして右下をみると著者が書かれていた『ヘレナ』
私は考えたヘレナという人物は今この島にいるのかと、もちろんいる可能性もあるのだが
私はいないと思った、それは古びた遺跡に意図して置かれた様な物だったからだ。
おそらくこの日記に似たようなものだろう。ではあの空に浮かんでいる人工物を作ったのは
ヘレナなのだろうか?これも違うと私は考えた、さっきも書いた通りこの紙は古びた遺跡で
見つけた、もしヘレナがあれらの近未来的な人工物を作ったのであれば、わざわざ
古びた遺跡に紙で痕跡を残さないと思う。彼女は私と同じ転生者なのだろう、
そうこう考えている内に眠たくなってきた、いくら昼寝をしたからといって、徹夜だ
ブラック企業に勤めていたときはよくやっていたものだが、およそ3週間ぶりだ
今日はもう寝ることにした。
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