17日目 第一子

今日は麻酔薬を大量に作った、ゲロフォとゲボフォがいるがそれだけだと心もとない

他にも仲間を増やすため肉集めとベリー集めは毎日の日課にすることにした。

今日の素材採取を終わらせ、家に帰るとゲロフォとゲボフォのお出迎えいくら恐竜とはいえ

ずっと一緒にいると愛着がわいてくる。しばらく2人を愛でているとボトッという音が聞こえた

地面に目をやるとそこには卵が落ちてきた。私は驚き2人の性別をインベントリから確認した

驚くことにゲロフォはオスでゲボフォはメスのようだ、しかもお互い交配可能となっていた。

これは新たなディロフォサウルスを仲間にできるということなのか?

交配完了じゃないことを考えると今産んだ卵は無精卵のようだ。おいしそうだ

私は2人を家に置いたまま外へ出掛けた。私は卵を生で食べながらちょっとした探索のつもりで

近くの岡の上に上った、そこで私は驚いたこの前の救援物資に似たような物が

3つ空に浮かんでいたのだ、浮かんでいたというのは飛行機のように飛んでるわけでわなく、

その場に浮いているのだ。私は目がいい方なのだが、プロペラのようなものは一切見当たらず

それぞれ赤、青、緑色に光り輝いていた。この世界の中で明らかに異質な存在だった。

今日のところは家に帰るが、明日探索に行こう。

家に帰るとそこにはゲロフォ、ゲボフォそして小さなディロフォサウルスがいた。

第一子の誕生だ、私はその子に愛情を込めて『ミックス』と名付けた。

はやく4人で一緒に狩りにいきたい、無事に育ってくれることを願う。

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