概要
それは幽霊ではない、恐らく怪異の仕業よ
ある日、深淵を身に纏っているような真っ黒な木と出遭った。その日以来、身体に増えていく不可解な切り傷。
俺は、心霊相談を受け付けていると噂される占い部の部室のドアを叩いた。
病的なまでに白い肌。
夕焼けを宿すような鮮やかな紅い瞳。
夕闇鴉と名乗る幽霊のような出立ちの少女がそこに立っていた。
『それは幽霊ではない、恐らく怪異の仕業よ』
爛々と目を輝かせながら言い放つ彼女との出逢いから、事態は悪化の一途を辿っていく。
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学園×青春×ホラーなお話になります。
章ごとに話が区切られており、1話完結なので、どこからでも気軽に読めます。
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