冒頭からの疾走感のある展開に、一気に物語の世界に引き込まれます。逃走中の緊迫感の中で、主人公を取り巻く「仲間」たちは何者か、命を狙う町とはどんなものか、少しずつ裏側が見えてくるようになり、次へ次へと読み進めずにいられなくなりました。敵の全貌が見えてくると共にスケールの大きさも出て、この先どうなっていくのか楽しみです。