概要
私に触れるな。教皇は人に触れぬ。
未来のスマトラ島に作られ、その地を二百年にわたって統治する「教会」は、危機に瀕していた。
教皇ヨシュア3世が、自分が書いた日記のページが読めなくなったと人々に告げたのだ。
代々の教皇たちの記憶を引き継いで書かれる日記は、「教会」の教義、そして権威の源泉であり、当の教皇本人がそれを読めないなどということはあってはならなかった。
教皇とともに神学校で学び、侍従として仕えるジョルジオは、教皇の様子を探るように指示されるが……
爽やかな読後感の、近未来主従BLです。15分くらいで読めます。
※規定の書き出しで競作する「日本SF作家クラブの小さなSFコンテスト2024(さなコン)」応募作品です。pixiv より転載しました。
教皇ヨシュア3世が、自分が書いた日記のページが読めなくなったと人々に告げたのだ。
代々の教皇たちの記憶を引き継いで書かれる日記は、「教会」の教義、そして権威の源泉であり、当の教皇本人がそれを読めないなどということはあってはならなかった。
教皇とともに神学校で学び、侍従として仕えるジョルジオは、教皇の様子を探るように指示されるが……
爽やかな読後感の、近未来主従BLです。15分くらいで読めます。
※規定の書き出しで競作する「日本SF作家クラブの小さなSFコンテスト2024(さなコン)」応募作品です。pixiv より転載しました。
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