カルマの塔を知ったのは確か6年ほど前だったかと思います。当時から読書の習慣はあったのですが、あくまでも暇つぶし程度でした。しかし、この作品に出会って変わりました。面白かった。夜も眠らずに読むほどに熱中しました。ゲームよりも運動よりも勉強よりも何よりも、本を読むことに時間を使うようになりました。この作品に出会って、そして読書を真剣に楽しむようになったことが私の青春といっても過言ではないでしょう。そして6年経った今もまた読み直しては感動できる。きっとこれから先、何年経ってもまたこうして読み直しに来るでしょう。
この名作を創り上げた先生には感謝しかありません。本当にありがとうございました。
Dangerously(Charlie Puth )の歌詞(和訳)がカルマの塔に合いすぎる!!曲調も!!
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どれどれって思ってくださった皆さんに加えて
富士田先生にもいつか届いたら嬉しいです🔥
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以下、ハイライト(本文抜粋含む)
〝その白は全てを覆い隠す〟
認められ、信じられても。
好かれ、想われても。
愛され、許されても。
たとえ国の頂に上り詰めたとしても。
〝臆病な自分は変わらないから〟
だからこそ立ち止まることもない。
許すこともない。
あの日、賽は投げられた。
〝投げられてしまった〟
リンゴを食べることに自由を感じる。
そんなちっぽけな日々のなか。
それでも幸せはあったのに。
身の丈に合わない幸せを
世界に望んではいないのに。
目の前の唯一の微笑みさえも奪われてしまうなら。
〝ぼくはこの世界に復讐しよう。…必ず積み上げてみせるから。ね?姉さん〟
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(独り言)
あーこの素晴らしすぎる作品が
いつかNetflixに見つけられて
ハガレンみたいに60話ぐらいで
スペクタクルアニメとして配信されたらなぁ
初めて知ったの何年前だろ…今更感漂う1ファンのレビューですが未だにこれまで出会った中で最高の作品は何かとなったら断トツで『カルマの塔』を頂点に掲げます。熱が違う、深みが違う。問答無用で揺さぶられ、引きずり回される。
“傑作”とは、触れればその日から例えちょっぴりでも世界の見え方が変わるような、読み手の世界観をすら揺るがすほどの強烈な磁力を有しているような、そんな魔法を持つが故に“傑作”足り得るのだと思います。
中々長いですがその全てが濃密にクッソ面白いです。少し合わない章があったとしても、とんでもなく懐の深い作品なのでつまらなく思う暇がありません。
本当にどこまでも美しい物語。概要の紹介文の意味を真に理解した時、きっと心の底から震えるはず。この素晴らしすぎる大作を書き上げて下さった作者様には最大限の敬意と感謝を捧げさせていただきます。