君はSoumenの中に光をみるか?

かつて、これほどまでにNagashi-Somenに熱い思いを叩きつけた物語があるだろうか?

そもそもなんでローマ字なのか?
助成金を使った町おこしのイベント?

いやでもなんか凄い伝統行事っぽいし。

あるいは伝統行事だけど、時代に合わせて名前を変えたとか。
だとしたら、なんという貪欲さ。時代に飲み込まれるのではなく、飲み込まんとするその気概。
そうめんだけに。

ともあれですよ。

夏の風物詩、日本の伝統。
青春。
世代間の戦い。
敗北からの再起。

数々の熱い要素が凝縮された、この小説。
是非お楽しみ下さい。

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