一途に待ち続けた狼の愛は、甘くて激しい。

本当に環が大切なんだな、なんて一途な狼なんだろう……というのが、司狼に抱いた感想です。
だって、目の前にいるんです。好きな人が。不慮の事故で環自身から請われても、腕を噛んで耐えて。
何故なら、環の心の傷を抉るようなことはしたくなかったから。

まあ、たまに攻めらしく攻めてましたけどね。それがいいんですよ。たまりませんでした。
けれど、環を傷つけるようなことはしない。それが司狼なんです。

最後は無事ハッピーエンドを迎えるのですが、みなさん絶対にあの濃厚な三日間が気になると思います。
司狼はどんな風に環を愛して、環はどんな反応を見せていたのだろう、とか。

これから毎日愛し愛されな日々を過ごすんだろうなと思うと、ついつい笑みが溢れてしまいます。

皆様もぜひ、読んでみてください。