北の大地にお星さま🌟
- ★★★ Excellent!!!
主人公は前作の『櫻岾奇談』からの太白星ことスーパー・スター
シューティング・スターの如く、前作でも多くの怪異をズバッと解決。
今作も数多降る星々のような妖と関わり、魅了していくその大星は血生臭い争いが起こる事も無く、それもまた日本神話が物語るその再来かのように、対話と取引で人を超えた「輪」と「環」と「和」が紡がれる。
それは阿弖流為か、それとも須佐之男命か……
様々な神話を感じさせ、そして新たな神話を味わえる。
これも何度も言おう。
今作も、小説、では無い。正に「大説」なのである。