入ってはいけない山が呼ぶ。

現在点から過去点へと少しずつ開示されていく怪異。

それらを、ネットの書き込みという形、人から聞いた話、友人からのメールという、
現代ならではの方法で書かれている為か、いつの間にか引き込まれていく。

決して入ってはならない山に片足を突っ込んでしまって、
そのまま山の闇に引きずり込まれていきそうな恐怖がある。

S岳の存在が生々しい。

これは怖い。

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