良質な民俗学的ホラー

まず、往年のネット掲示板を思わせるような構成が興味深く、また非常に読みやすかったです。
白い服の集団、行方不明者、お籠もりの風習、それぞれ独立しているように感じるものが、聞き込みや考察によってひとつひとつ結びついていく様は、とてもワクワクしました。
個人的に、ちょっと曖昧な要素が残るホラーが好みなので、最後の展開はとても好きでした。

乱文失礼いたしました。