風花 ~舞い散るは きみへの想い~

作者 汐凪 猗綺子 (シオナギ アキコ)

55

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★★★ Excellent!!!

早くラストまで読みたいです。
コンテストは終わりましたが結末がどうなるのか気になって寝れません。

序盤は見事に騙されました。
それまでに溜めるに溜めた熱量の解放が訪れる30話は最高にかっこよく美しい。

個人的には24話も好きです。

この作品を完成させてくれるようにただただ祈るばかりです。
本当に面白かったです。

ありがとうございます!!

★★★ Excellent!!!

幼馴染とその家族との心地良い時間はとてもゆっくりと優雅に流れていく。
ずっと続けばいいのに。
それはある日突然変わっていく――

おっとりしているのに音楽に関してははっきりとした意見を持つ綺音。
その姉を支えるように優しく寄り添うちょっと毒のある弟、美弦。
綺音を幼い頃から見守る奏は誰よりも切なく艶のある音を響かせる。
この3人を中心に物語は動いていきます。

エピソードごとの選曲はゆったりしたものからだんだんと情熱的なものに変わっていきます。
ヴァイオリンや音楽の知識がなくともしっとりとした艶やかな文章から雰囲気が伝わってきて、いつまでもその中に酔って浸っていたい。
そんな作品です。

続きがどうなるのかとても気になります。

★★★ Excellent!!!

 洗練された風雅な音楽の世界。上品な音楽一家の生活も魅力的。
 何よりも音楽を、音色をここまで言葉で表現できるのか、と感動します。
 音楽に情熱をかけた少女たちの拙い恋。突如現れた転校生によって芽生えた恋心。舞台の上で花開く。

 そして……。

★★★ Excellent!!!

あらすじを読んで「あ、悲恋」と、ハッピーエンドじゃなきゃと、Uターンするのは勿体無い!
とにかくプロローグをご覧になって。

私はプロローグでハートを射抜かれました。
ヴァイオリンの音色と同じ、甘く美しい文章の虜になったらしめたもの。きっと、この物語にずっと浸っていたくなるはずです。

好きなことにかける情熱、好きな人の何気ない仕草にでも舞い上がる恋心、報われない切なさ、描かれる全ての感情が愛おしくて仕方ない物語。大好きです。


彼らの恋心がどこに辿り着いても、きっと納得できると思ってます。
行き先がどこか、見守らせてくださいな。

★★★ Excellent!!!

無邪気で天真爛漫な美少女、絢音は、ヴァイオリン奏者として将来を嘱望される逸材。
彼女の幼なじみの少年、奏は、自分のヴァイオリンの道を半ば諦めつつも、絢音とともに練習し、音を重ねる時間を何より大事に思っている。
音楽だけではなく、一緒に食事をしたり宿題をしたり、学校でも親しくしているし、誰よりも仲がいいつもりでいたのに。

突然現れた転校生は、絢音の弟、美弦にも比肩するほど美しく、ピアノの実力は美弦を凌駕する。
絢音が彼に心惹かれるのは仕方ないとしても、だけど――。


作者様の、バロック様式を中心とするクラシック音楽への深い造詣が優雅な文章表現を生み出し、そこに鳴る音だけでなく、その空間を満たす雰囲気までもが丁寧に描写されています。
また、優雅な演奏の裏にある音楽家の葛藤や、少年少女の初恋の繊細な心の動きも美しく綴られた作品です。


hiphopとrockが主戦場の自分にはとても到達できない世界観、うらやましい!

★★★ Excellent!!!

11月22日現在の最新話、「第27話 若草祭当日」まで読んだ感想です。

上品で、どこが中世のヨーロッパやファンタジーの世界の貴族社会を見ているような読み心地の作品です。
登場人物たちが奏でるものはもちろん、食べるもの飲むもの口にする言葉など、どれをとってもそういう世界観がにじみ出ていて、上流階級の生活を肌で感じられるよう。
それだけで心が浮き立ちます。

しかし、そういう品の良いイメージの裏では、理想の音楽を奏でるための努力や苦しみがあることが分かります。
人には見せられないそういう部分に、「孤高」という言葉が連想されるほど凛とした力強い印象を受けました。
こうした部分が作品のハートとも言えるところではないかなと思い、とても感銘深かったです。

キャラクターも、品良く描かれていますが一方でしっかりと描きわけられていて、押し付けがましくない個性が好印象でした。
今後、彼らがどのような関係になっていくのか楽しみです。

★★★ Excellent!!!

音楽も恋も、これからが恐らく最高潮といったところになるのかと思いますが、現在最新25話まで読んでのレビューとなります。

無邪気で奔放なヴァイオリニストの綺音。彼女に密かに思いを寄せる同じヴァイオリニストの奏。そしてそこへ少しミステリアスな転校生、晶人というピアニストが入ったことによる、三者三様の恋模様を描いた青春小説。

恋の行方も勿論気になりますが、私としては文字を見ているだけでまるで聞こえてきそうなほど表現力豊かに再現されている様々な音楽も、この物語の魅力の一つなのではないかと思います。
美しい調べに乗せて描かれる淡い恋模様。この二つがとても上手く絡み合い、より一層物語を盛り上げていると感じました。

美しい音色に、初々しい初恋に、心が高揚する。そんな素敵な物語です。

★★★ Excellent!!!

恋もイベントも、軽やかな序章と流麗な中間部を経て、いよいよ豊かな熱量で盛り上がってくる…。
そんなワクワクするタイミングでのレビューになります。

純真で少し奔放なところのある天才ヴァイオリニストの綺音に、ヴァイオリン仲間であり幼馴染みでもある奏は密かに想いを寄せています。
けれども、転校生のピアニスト、晶人を綺音たちの音楽愛好部に引き入れたことをきっかけに、恋を知らなかった綺音の心が恋のメロディを奏で始めます。
無垢な綺音に、想いが届かないまでもどこか安心していた奏でしたが、晶人の出現で穏やかな心にさざ波が立つようになり…。

音楽愛好部は新入生獲得のための若草祭での発表を控え、準備を進めている真っ最中。
恋心に気づいた綺音、もどかしさに駆られる奏、そしてまだ感情を表に出していない晶人の恋の三重奏は、これから第二楽章といったところです。

作者様の流麗な言葉によって紡がれる名曲の数々や、綺音の華麗な家庭の様子も、読み手を優美な世界に連れていってくれます。

ますます厚みをもって盛り上がっていくこのタイミングで、あなたも連載を追いかけてみませんか。

★★ Very Good!!

音楽を題材にしているから美しいのではなく、文章それ自体が美しい。演奏シーンはもちろん、日常生活の描写も、ヒロインの家がセレブ家庭だからという理由もあるのでしょうが、常に紗の入っているような美しい映像が浮かびます。ふだん、ガチャガチャとした読者受け狙いの文章を書いている身からすると、ちょっと悔しいやら、妬ましいやら、そんな気分にさせられます(笑)

圧倒的な存在感を放つヒロインに対し、彼女と思いを通じ合うことになるんだろうなぁと思われる二人、彼と……たぶん彼。もう少し、自己主張してもいいんじゃないのかなぁという気がします。(彼女に惚れてる描写がも少し欲しい感じ?)でないと、何事も根性と努力で乗り越えてしまう自己完結型の彼女に吹き飛ばされてしまいそうで……まあ、影から見守る感じの片想いも充分キュン(笑)ですが、でも、思いが通じるキラキラした瞬間というのも、この美しい世界の映像で見てみたい気がします。どっちの彼に軍配が上がるのかな~と、この先の展開を楽しみにお待ちしています。



★★★ Excellent!!!

12話まで拝読しました。
少年少女の恋物語ですが、やはり特筆すべきはヴァイオリンやピアノの楽器演奏が大きなテーマになっていることでしょうか?

一流演奏家の遺伝子を引き継いだ絶世の美少女をめぐる環境は、私には雲の上の世界ですが、少年少女の言動はまだあどけなさが残り微笑ましく描写されています。

クラシックやヴァイオリンに関する用語はやや難解で、演奏シーンを多々出てくるので、映像化したものを観てみたいななんて思います。

音楽を舞台とする恋の駆け引きが、どのように展開されるのか、期待を寄せながら続きを楽しみにしています。

★★★ Excellent!!!

最新第10話まで読んでのレビューです
上流階級音楽一家のヒロインと一般家庭の主人公の恋物語、今は一章が終わったところです。ここまででキャラクターたちの性格、環境などが一通りそろったところでしょうか。
特筆すべきはやはり演奏のシーンでしょう。言葉で音楽を表現するのは難しいと思うのですが、そのあたり華麗な表現と、独特の比喩で巧みに描かれています。曲を知らなくても曲の美しさが漂ってくる、そんな雰囲気なのです。
そしてキャラクターたちもまた個性的で、ヒロインの一家の華やかな感じや、主人公の等身大な感じ、クラスメートたちの日常な感じなど、音楽シーン同様に流れるように描かれています。この物語自体が曲となって展開しているような感じでしょうか。
そして肝心かなめの恋のシーン、今はなんともほほえましいところです。連載を追いかけながら楽しんでみるのがおすすめです。