概要
失恋の末を残クレに例える自分は、やっぱりどうしても恋愛に向かない。
輸入車ディーラーに勤める、性格も口も悪いサラリーマンの俺こと〈石田武仁〉は、バーで出会った若い男〈持留裕〉に、ポッキーゲームで接待試合をするように言いつける。
そこから始まった主従関係にも似た歪な繋がり。石田はうだつの上がらない持留を格下の雑魚と捉えて抱く。
しかし、逢瀬を重ねるごとに石田が彼に向ける感情は変容していくのだった。
拙作「きれいな友だちは( https://kakuyomu.jp/works/16818093074315654308 )」の前日譚です。
時系列的には今作が先なので、前作は読まなくとも支障はありません。
※作中に未成年の飲酒行為が出てきますが、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
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