彼の者を、人々は『物語』と呼ぶ

これは旅をしながら知恵と知恵を交換する旅人――通称『物語り』であるタイカ、そして、彼を中心とした旅先で出会った人々との物語。
 連作短編故に一章が短く、スキマ時間に読みやすいです。


 ここからは個人の感想になりますが、全体的に暖かく、読んでいて心地よい物語だと思いました。
 六話辺りから穏やかなケルト音楽を流しながら読んでいたのはここだけの話です(笑)

(久しぶりに一気読みしてしまった事も、ここだけの話)

 
 成り上がり、ざまぁ、など、ありきたりな展開に疲れてしまった皆様、是非ご一読下さい。

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