第8話 かっさVSしゅん

しゅんとの決闘前日の夜

「なぁ熱って弱点なんだ?」

「熱の弱点かぁ....」

「この前の時1000℃って言ってたしなぁ....1000℃ってどれぐらい熱いんだ?」

「そりゃめっちゃ熱いよ」

「説明になってないって....」

この日の夜はなかなかいい案が浮かばず気がついたら

「朝になってたわ....」

非常にまずい状態で公園に向かった

「朝っぱらから元気ないなかっさは(笑)」

「なーんも浮かばなかったよ、しゅんの弱点」

「二人そろったな、白丸は私と見とれ」

白丸が出てきて師匠の隣に座った

「では初め!」

師匠の掛け声と一緒にしゅんが俺に向かって素早く走って殴ろうとした

でも師匠より遅かったので余裕で避けれた

「おせぇぞ!しゅん」

「まだまだ!」

まだ殴り続けてるけど修業と比べたら楽に避けれたけど、だんだんと暑くなってきた

「どうしたかっさ!苦しそうだな!」

「は?こんなの熱くねぇし!」

避け続けるのはいいけど攻撃がなかなか出来ず押されてる

「主人様、これって」

「ホォッホォかっさが苦戦してるな、さぁどうするこの状況」

昨日ちょっと出来たあの技を使うしかないと思い左腕に力を入れた

「殴ってもいいけど、かっさがパンチすると火傷するから気を付けろよな!」

「直接殴れねぇのかよこれ!」

でもやるしかないと思いしゅんの体に触れない程度で殴った

「おりゃあ!」

風が吹いた瞬間しゅんが顔を腕で隠した

「なんだ!急に風が!」

「隙あり!」

足でしゅんの体に蹴りを入れた

「いいの入った!」

「そうか?」

よく見たら足がしゅんの手につかまってしまった

「やばいっ!」

急いで靴を脱いで距離を置いた

「靴返すよ」

返された靴を履いたらめっちゃ熱かった

「どうだ俺の熱」

「すげえよ、まじで弱点わかんねぇ」

「さぁこっから本気で行くぞ!」

そうゆうとしゅんは熱を思いっきり出した

「あっつ!」

俺は急いで走って距離を置いたが熱い、俺も負けないと体中力を入れた

「うぉおお!」

溜まった力を次々と殴った

「くらえ!風で攻撃だ!」

何度も何度も殴り続けたら多少涼しくなった、

「いける、これなら勝てる!うおおお!!」

「まだだぜ!かっさ!」

その瞬間しゅんの全身が燃えた

「燃えた!?」

「これだけじゃないぜ!」

しゅんが思いっきり殴った瞬間、火が腕から俺に向かって出てきた

「やばい!」

避けたのはいいけど予想外すぎてびっくりした

「かっさ!どう勝つんだ」

「殴るまでだ!」

俺も負けないと殴り続けてることにした

「効かないぞ!」

そう言ってしゅんも殴り火を出し続けてた、風と火がぶつかり続けた

「体力が持たない....関係ねぇ!」

俺の体が変化した、その姿はまるで人の形をしたドラゴンだった

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