第14話 戦争前
目の前に知らない家があった
かっさ「ここは?」
シミィ「俺の家だ」
ごう「どうなってるんだよいったい」
シミィ「まぁまぁとりあえず俺の部屋でしゃべろうぜ」
俺達はシミィの家に上がり部屋へと入った
シミィ「さてと、急にごめんな君たちを大変な思いさせちゃって」
しゅん「大変も何も急に何なんだ」
ヒカル「俺達は試してた君らがどれだけ強いのかを」
白丸「だからか、さっきの戦い本気じゃなかったのは」
かっさ「本気じゃなかったのか?!」
ヒカル「ふっ」
シミィ「さすがに学校で本気出したらまずいからな」
しゅん「それはどうゆうことだ」
シミィ「君たちも知ってるだろ校長が何かをしようとしてることを」
かっさ「うん」
白丸「つまり敵の目の前で本気出すと攻略されるからわざと手加減したってことか」
シミィ「さすが白丸君、俺らは校長の監視をしていたがさすがにばれるのも時間の問題」
キツツキ「まぁ僕がミスをしなきゃ大丈夫なんですけどね」
ごう「キツツキはスパイだったのか!」
キツツキ「ご名答」
シミィ「そこでだかっさ」
かっさ「え、はい」
シミィ「君たちの協力が必要ってことだけどどうする?」
かっさ「俺は協力したい!」
白丸「俺も賛成だ」
ごう「ぼくちんもOK」
しゅん「おれはパス」
かっさ「なんで?」
しゅん「悪い別の事があるからそれが終わったら」
シミィ「わかった!いつでも待ってるぜ!」
かっさ「んじゃ!」
シミィ「同盟成立!」
こうして俺たちの夏休みが始まろうとしていた
翌日、公園
山口師匠「なるほどな、校長が」
ごう「だから教えてくれて!強くなりたいんだ!」
かっさ「俺ももっと強くなりたい!」
山口師匠「そうだな...では修行を始めよう」
かっさ「やった!」
ごう「よっしゃー!」
山口師匠「まず君たちに修行の内容を教えるがその前に」
かっさ「?」
山口師匠「見てろよ」
師匠が両手を出して右手に炎、左手に稲妻が出てきた
山口師匠「この二つを合わさると稲妻を纏う炎が出来る、これを絆の技だ」
かっさ「絆の技」
山口師匠「絆の技は人によって能力、威力、性能が変わる」
ごう「かっけー!」
山口師匠「コツは二人が息を合わせお互いを思う気持ちで完成する」
かっさ「やろうぜ!」
ごう「おう!」
山口師匠「二人ともお互いに技を出し合わすんじゃ」
かっさ「ドラゴンフォルム!ドラゴンパンチ!」
ごう「スパーク・ライトニングパンチ!」
山口師匠「あれ失敗するな(ボソ」
かっさ「拳を合わすんだ!」
ごう「おらぁ!」
拳を合わした瞬間爆発した
かっさ「ぎゃあああぁ~!」
ごう「あれぇ~!」
かっさ「派手に失敗したぁ」
ごう「いたい」
山口師匠「ホォッホォ面白い事になったな!」
ごう「くそぉ」
山口師匠「ごう君、かっさ、失敗を失敗で終わらすな、ヒントはもう出てる、答えを見つけるのは努力次第じゃ」
かっさ「これのどこがヒントなんだよ!答え知ってるのなら教えてよ...」
山口師匠「答えを探すのが人生の修行だ」
かっさ「は?なんで人生なんだよ規模デカすぎだろ」
山口師匠「わかる時がくるぞ」
ごう「かっさ!もう一回だ!」
かっさ「...そうだなもう一回だ!」
どっかーん!
かっさ「うわぁ~!」
ドカーン!
ごう「いぁあああ~」
ドォーン!
二人「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ~~~~~~~!」
白丸「楽しそうで何よりだ」
かっさ「もう、無理できない」
ごう「何回やっても上手くいかない、おわった」
山口師匠(大丈夫君たちはもうとっくに完成している、あとはそれを気づくかどうかだ)
しゅん「二人ともまだいたのもう夕方だよ」
かっさ「ごめんw修行に夢中で」
ごう「結局上手くいかなかったけどね」
しゅん「大丈夫かよ肩につかまれって」
かっさ「悪い」
ごう「サンキュー」
山口師匠(かっさよお前はこれからたくさん辛い思いをすると思うだけど忘れないでほしい仲間がいることを、お前はどんな時でも一人じゃない事を)
白丸「主人...」
山口師匠「大丈夫そろそろ時間が短くなったが白丸が連れていってくれるのなら怖くない」
白丸「はい...」
一か月後、茨城
タピカ「てぇめぇ!何を企んでいる!」
神馬「企むも何も支配するだけだよ、この日本を」
タピカ「くそがよぉ!」
かっさ「させるか!」
タピカ「くらえ!」
かっさ「俺たちの!」
二人「「絆必殺!」」
こうして俺たちの夏休みが始まろうとしていたがこの夏休みが関東地方全体を巻き込む大事件に繋がることはまだ知らなかったそして俺の幼馴染み野郎が動く事を...
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