第3話 かっさと白丸

「ホォッホォ君はおそらく感情をコントロールできないから白丸に憑依すれば…」

「あのー何言ってるかさっぱり…」

「ホォッホォそうだった、白丸準備はいいか?」

「おう!」

そうゆうと白い狐が俺の胸に向かって飛び込んできた

「うおっ!」

びっくりして尻もちついた

「いってぇ」

だけどだんだん痛みが無くなりそれどころか体が軽くなった

試しにジャンプしてみると10mぐらい高く飛んだ

「うお!めっちゃ飛んだ…あれ?」

気がついたら無事着地して足も痛くなかった

「おぉすげえなこれ!」

笑っているとしゅんの顔が青ざめていた

「ん?しゅんどうした?」

「か、かっさ…どうなってるんだ?!」

何言ってるんだと思いながら師匠が鏡を渡してくれた

「これを見て自分の姿を確認してみろ」

鏡で自分の顔を見るとそこに写っていたのは

髪が白くて狐の耳や髭が生えてる自分の顔が写っていた

「なんだこれ」

「ホォッホォこれがさっき言ってた能力

そして白丸の能力は憑依合体だ」

「俺もう元に戻らないの?」

「戻るさ安心しろ、それよりどうだ調子は」

「めっちゃすげえよ!なんかヒーローになった気分だった」

「ホォッホォもう感情のコントロールはできておるな

では憑依解除だ」

そう言うと元の姿に戻った

「ではしゅんよ君はこの力を与えよう」

師匠はしゅんの頭を触りしゅんの瞳が赤色に輝いた

「すごい・・・体が熱いが噓みたいに気分がいい」

しゅんの能力は熱を出せるみたい

「ホォッホォではまた一週間後ここで会おう」

「待って師匠!」

「大丈夫何かあったら必ず助けるからな」

そう言って歩いて帰っちゃった

俺たちもそろそろ帰る時間だから家に帰った

「こらああああ!」

と母親の怒りの雷がなっていた

「知らない人のとこについていったらだめって言ったでしょ!

ゲーム没収!」

「ごめんなさああああああああああああああああああああい!!!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る