第6話 ライバルの作り方

昼休みにあった出来事は熱中症になりかけて

水を全体に浴びてほしいとごう君から言われて水をかけたとバレバレな言い訳して

何とか怒られないですんじゃったった

クラスのみんなは何故か元に戻ってなかった

放課後、保健室

コンコン

「失礼しますごう君の見舞いに来ました」

「かっさー俺の為に見舞いに来てくれたのか」

「うん、あのさ昼休みのことなんだけどさ」

「先生から聞いたよ俺熱中症だったってな、まったくクラスで一番モテる

俺様としたことが」

「昼休みのこと覚えてないの?」

「何なら朝から覚えてないよー」

原因は何だろうと思ったがごう君が心配でそれどころじゃなかった

「かっさ俺さ変な夢見たんだよ」

「夢?」

「かっさと戦った夢、なんかこーうよく覚えてないけど」

(おそらく昼休みのことだな)

「両手からビリビリって電気が」

ビリビリ

「え?」

「あ、そうだった、ごめん言い忘れてたけどごう君は手から電気をだせるんだよ」

「え?は?なんで?え、怖」

ごう君がパニックになった

「うわああああ!電気がでたああ!ほんとにでた!えええ!?なんで!」

「落ち着けって俺が一から話すから!とりあえず手はぐーにしろ」

「こう?うわああ!手があああ!あれ?なんかかっこよくね?」

「急な冷静」

今日出来事を全部話したクラスのこと、昼休みのこと

そして俺としゅんで公園であったことも話した

「まるでアニメだな!すげえ!じゃあ見せてよ白丸!」

白丸が体から出てきた

「よっ!調子はどうだいー」

「すげー!狐が喋った!」

「すごいだろもっと褒めていいんだぞ!」

「待て待て今はクラスのみんなをどうするかをな」

「白丸って何ができるの!」

「知りたいか?しょうがないなーまずは」

こいつら俺の話を全く聞いてないから帰ろうか悩んだ

「かっさ、俺決めた」

急にごう君が俺にしゃべりかけた

「お、おう」

「俺、かっさのライバルになる、そうすればもっと俺は強くなる!」

「ん?なんだよそれw」

「なんで笑ってるんだよひどいじゃないか」

「ごめんごめんwだってさ、もうとっくにライバルって思ってた」

「なんで」

「なんでって俺たち負けず嫌いだろ?じゃあ立派なライバルだよ」

「そうか、じゃあ今度は俺が勝つ」

「わりぃなまた俺が勝つよ」

こうして俺とごう君は仲の良いライバルになった

そしてこれからの心強い仲間にもなった

・・・

???室

「禁断の力がほしいあれがあればいくつもの能力と知恵が身につく、

そしたら全ての力も手に入れ・・・」

俺達はこれからとんでもない奴を倒さないといけなくなる

今後たくさんの仲間や敵と出会って戦ったり恋をしたりする

この物語は小学校から続く俺の物語

グレーカッサの物語だ

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