薄れゆく記憶の中にある、光のような記憶ゆっくりとした時間の中で明かされていく、木箱の中身。物語を読み終えたあと、あの子の木箱はどこかなと探してしまいました。
執筆歴 アルファポリス第2回ライト文芸大賞 家族愛賞受賞 「ハナサクカフェ」 第6回 文芸社文庫NEO小説大賞 最終選考ノミネート 「12月のラピスラズリ」 …
1本の映画を観ているようだ。人の人生が短編を通して静かに伝わってくる。何気ない日常の、ほんの1コマかも知れない。その1コマ1コマに情と想いが映し出される。作者の文章はいつもそうだ。…続きを読む
素敵なお話をありがとうございます。私が年をとって、自分がすべてを忘れてしまうその時、最後に私の記憶に残っているのは何だろう……そんなことを考えさせられました。
決して明るい導入ではありません。 ですが、おばあちゃんの愛の深さに、涙が出そうです。
あったかい。辛いできごとも、忘れたいできごとも、思うようにならないことがらも。みんなみんな、時間のなかに、流れのなかに、宇宙に、包摂されて。ぜんぶぜんぶ、許されていく。あったかい。その…続きを読む
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