きっと2度読み返します。いや、読み返した方がよいです。やはりこの方は生粋のエンターティナーなのです。だから最後まで読んでみてください。理由がわかりますから。サラリと読める短編です。重たい話のようで、きちんと荒波を乗り越える、そして希望を感じさせる、そんな一編です!
切なく詩的な情景からのスタート。描写もとても文学的で、素敵。ヒロインは海に向かって旅立つ彼を見送って……、という所からのどんでん返しというか、ラストまでの流れが見事。 読後感も最高。 とにかく読んで、この衝撃を共有しませんか! おすすめです!
幾千、幾万年。例え種族が違えども、何かを想う気持ちは持っているもの。後味スッキリで読みやすい物語りでした。