主人公にとっては、幸せいっぱい自慢の家なのは間違いないのですよね。
幸せな家、憧れの家。家の内見というありふれた光景に秘められた事実。作品の核心に気づいた時読者は戦慄するだろう。
家を建てようと思い立った時、実際に住んでいる家を内覧させてもらえると聞いたら、飛びついちゃいますよね。本日ハウスメーカーの方に案内されてやってきたのは、若い夫婦です。家主がにこやかに紹介する家の中は、どこもピカピカでとっても片付いています。しかもこの家、小学生の息子さんがいらっしゃるんですって。すごいなぁ、私たちもこんな家に住みたいなぁ。若夫婦から憧れのため息がもれます。……ところであなたは、家を綺麗に保つコツは何だと思いますか？心のどこかがソワッとしたら、片付けようと思っていたアレを、今日こそ片付けましょう。私も頑張ります。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（165文字）
なんだか、少しだけ現実味を帯びていて、実際にこういうことってあるよなあってお話でした。途中の描写や展開される会話もリアルで、それだけにシュールさが増します。総評として、面白かったです！読んでみてください！
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（70文字）
あぁ～なんて素敵なおうち。理想的な「家」。読者を素敵な場所に誘ってくれます！でも…素敵なだけじゃない。幸せで素敵なおうちだからこそ！はっ。この続き、物語の真相は是非みなさまの目で確かめてみてください！
なんて完璧な住宅。幸せがあふれている。若い夫婦は、注文住宅に目を輝かせる。そうでしょう？───だって、幸せだもの。もちろん、ただそれだけで終わる、ショートではありませんよ。ふふふ……。さあ、あなたも、この幸せな家を、どうぞ一緒に内覧してくださいね……。
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