月明かり照らす墓地にて彼女は出会ってしまう

ヴァンパイアとグール駆除専門の組織「クルースニク」に所属していながら一匹狼の女性ヴァンパイアハンター、エルザ・バルテクスがある夜に「不審な奴が墓地にいる」との通報を受けて現場に急行し、ギルベルトという一人の青年を保護する。だが、その青年はクルースニクが駆除すべきヴァンパイアだった……。

というあらすじの作品です。
正直に言うと毛色は違うけど、私もヴァンパイア物を書いているので参考になればと思い読み始めたのですが面白かったです。

半分だけ吸血鬼が故に人と距離を取って孤独を好むエルザが、一目惚れしてアタックをかけるギルベルトの交流を経て心を開いて行く様子。そして、話が進むごとに明らかになっていくエルザの過去とその決着が見所だと思います。

ヴァンパイア物らしい妖艶な空気に感じつつ、2人の恋模様をお楽しみあれ!

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