AIがルームシェア相手に学園の高嶺の花を選んだのだけど、俺にだけ健気で可愛すぎていつの間にか甘くて幸せな日々が始まりました

　俺が通う全寮制の学園では、新学期からAIが導き出した学園内の相性のいい男女で、ルームシェアをすることになった。事前に調べたスマホのAI相性診断の結果では、きっと俺の相手は俺の好きな子になるだろう、そう思っていた。
　しかし、学園のAIが導き出した相手は――俺の相手はなんと学園の高嶺の花。
　戸惑いつつもルームシェア生活をスタートしてみれば……どうやら高嶺の花も、俺の好きな子も、俺の事を好きらしい！？
　ふたりきりの部屋の中で、高嶺の花が俺だけに見せる、健気で可愛い甘い姿。そして隣の部屋に住む俺の好きな子は、そっと俺にアピールをしてくるのだが。
　
　――これは、学校とは違う、クラスメイトとの特別な時間が織りなす、ルームシェアラブコメ！　

＊カクヨムWeb小説短編賞2023　中間選考突破作品