概要
五穀豊穣の小さな神社に、何故か小さな〝田の神〟が住み着いていた。
先代から剣平神社を引き継いだ壹岐美和(いき・よしかず)は、この小さな神様との遭遇でさえ腰を抜かしてしまうほどのビビりだ。
田の神の依代である石碑を壊され、路頭に迷っていたタミーは、たまたまバカンス中だった瓊瓊杵命に出会い、剣平神社の御祭神代行を仰せつかる。
俄に信じがたい話だが、悪い神ではないと判断した美和はタミーと心を通わせるようになる。
ある日、たまたま出会った隣町の神主である佐々史門(ささしもん)が、美和に言った。
「先日悪ガキが一石神社の奥宮に侵入して、奥宮の〝細石(さざれいし)〟をでかい石で割りやがってさ。神社庁にも事後報告しなきゃだし、後始末が大変なんだよ」
国歌にも出てくる細石だが、実はこの石、荒神(通称マミー)を封印していたのだ
その頃から、美和やその周辺で奇妙なことが起こり始める。
田の神の依代である石碑を壊され、路頭に迷っていたタミーは、たまたまバカンス中だった瓊瓊杵命に出会い、剣平神社の御祭神代行を仰せつかる。
俄に信じがたい話だが、悪い神ではないと判断した美和はタミーと心を通わせるようになる。
ある日、たまたま出会った隣町の神主である佐々史門(ささしもん)が、美和に言った。
「先日悪ガキが一石神社の奥宮に侵入して、奥宮の〝細石(さざれいし)〟をでかい石で割りやがってさ。神社庁にも事後報告しなきゃだし、後始末が大変なんだよ」
国歌にも出てくる細石だが、実はこの石、荒神(通称マミー)を封印していたのだ
その頃から、美和やその周辺で奇妙なことが起こり始める。
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