天下無双の伝奇譚

本作は平安時代を舞台として、天下無双と名高き源為朝の活躍を描いた歴史・伝奇作品です。
源氏の棟梁と怪しげな白拍子の間に生まれた八郎は、その出生と素質から父親に疎まれて育ちますが、聡明な守役のもとで奔放ながらも壮健に育ち、やがては源平合戦に巻き込まれていくのでした。
歴史を題材としていることから専門的な表現も多くありますが、反面読みやすく仕上げられており、歴史小説が初めての方にもお薦めです。

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