典雅な文体で書き綴られる壮大な歴史ファンタジー

平安時代末期の武将・源為朝。
父は源為義、母は摂津国江口の遊女。母の正体は、傾国の妖婦・白面金毛九尾の狐であった――。

重厚な歴史ものですが、ファンタジー要素もうまく絡められています。文章も読みやすくてきれいなので、歴史小説をあまり読まない方にもお薦めの良作です。

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