おとぎ話的凶器のイメージ図

所在なさに空を仰ぐと、月があった。
 鋭く尖った釣り針に似ているな、と思ったことで、主人公の中に妙なアイディアが浮かんだ。あれで元恋人である栃原を引っかけて、空高く釣り上げてしまえないだろうか、と――

今迄読んだことの内容で、意表を突かれました。他の方の応援コメントに「シュールで綺麗な絵の中に間違って入ってしまったよう」と書かれていたのですがとても的確だと思います。コメントの意味を知りたい方はご一読を。