概要
北極から世界を救う
新しいエネルギーを利用した「自動引力装置」の実験を兼ねて、北極点へと旅立ったニーノ。だが、そんな中地上に巨大エイリアンが発生する。極寒の地にはエイリアンが訪れないことが分かり、アンドレー隊終焉の地、クヴィト島にてニーノは「開発と伝達」という孤独な戦いを始めることになる。
ニーノは研究・技術開発するだけではなく、ホッキョクグマとも戦うことに。人工島などを舞台に、エイリアンと人類の知恵比べも行われる。
ニーノは研究・技術開発するだけではなく、ホッキョクグマとも戦うことに。人工島などを舞台に、エイリアンと人類の知恵比べも行われる。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!知力とロマンは、浸食者を倒せるか。
危機を前にして、人間というものは素が出るものなのでしょうか。
それぞれの思惑、欲望、絶望や希望が、個性豊かな面々を通して、
臨場感ある筆致とともに明瞭に描かれています。
この、楽観とも諦念ともつかないそれぞれの人物描写がまた、人間らしい。
最後に生き残るのは、巨大エイリアンか、人類か、それとも・・・・・・。
それにしても。あくなき探求心というのは、
混じりけなく純情がゆえ、さまざまな垣根をやすやすと超えてしまうものですね。
子どものような知力とロマンに始まりながら、
いつしか人類の存亡がかかったスペクタクルへと展開していく物語。
リアルなやりとりとともに、お楽しみください!