第11話 er

「ヒトナーっておかしくね?

「お前はまたそうやって敵を増やす

「いや違う、ヒトナーって単語の話な!

「あれ以外でヒトナーって単語見たこと無いから結果的に……

「ともかくだな!ヒトナーってつまりはケモナーの人バージョンって事だろ?

「まあ、そうだろうな

「KEMONOにerがついてケモナーだよな

「多分

「なら、HITOにerがついてもヒトナーにはならなくね?

「お前にしては珍しく的を射てんな

「だろ!だろ!HITOにerならヒターじゃね?

「そういう話になるかもしれんけど、一つ聞いていいか?

「なんだよ

「ヒターってタイトルじゃケモナーの人版だって分かんなくね?

「わ、わかるもん!

「こんな話したら分かるだろうけど、ヒターだけじゃなんだか分かんねぇって

「ぐぬぬ

「ケモナーはもうケモナーって単語で、erがどうって話じゃないんだろ。その点、ヒトナーならケモナーを知ってる人ならすぐにピンとくるし、よく考えられてると思うわ

「くそぉ、作者天才かよ

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鈴木と安藤 黒蛙 @kurokawazu

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