概要
幼なじみで親友のあいつが、帰ってくるわけない
「死者に会いたい人は、この世にたくさんいるんだ」
私と同じ姿をしたその未確認生物と出会ったのは、幼なじみで親友の葬儀が行われた日だった。
未確認生物、カフカは記憶が一切なく、自分が何者なのかもわからなかった。わかるのは一日の最初に見た者へ姿を変えることができる特殊な能力を持っていることだけ。
一日一回の変身制限がある中、カフカは私の言葉からヒントを得て『いなくなった者に姿を変えて遺された者に会う』活動を始め、私もサポートをするのだが、はてさてどうなることやら。
色んな出会いと別れの話が詰まった、ちょっと不思議な物語。
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