破滅を導く少女と魔術が使えない灰かぶりの少年。

恩人である異端審問官に憧れを懐き、己もそうならんと夢見るも魔術が使えない魔導具職人の少年。
ある日、彼は飛空挺から逃げ出した少女、ネージュ・エトワールと出逢い、心を通わせていく。そんなボーイミーツガールの物語。

しかし、ネージュは世界に災厄をもたらす『破滅の聖杯』と呼ばれる存在だった。それでも主人公の仁は彼女を狙う者達から守るため力に目覚め戦う。

ひたむきな少年が頑張るお話です。
悲劇か、ハッピーエンドか。世界を破滅に導く存在であるヒロインと主人公がどのような未来に進んでいくのか気になるところです。

タイトルの『灰の異端審問官』の意味が判明する日が来るのか、それも気になるポイントだと思います。魔術が使えない主人公がタイトルを冠する存在になるのか、それとも別の何かか、その結末を見届ける価値があります。

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