猫と母の投薬バトル
猫2号は現在、心臓の薬とお腹の薬を飲んでます。毎日朝晩。
普段は私があげています。最初の頃は母もあげていたんですけど、成功率が下がってきたあたりで母の心が折れた(折れてる場合じゃねぇ)
前置きとして、猫2号はびっくりするほど私に懐いてます。猫プロフィールにも書いてますね。膝に乗るのも一緒に寝るのも私以外にはやらない。
すやすや寝てるところ、人に触られると他の家族のときはパッと起きて一言文句を言いますが、私の場合はゴロゴロ喉を鳴らしてます。(自慢か?自慢で惚気です)たぶん一緒に寝てるから慣れてるだけな気もしますが。
猫2号の好感度を表すと、私に対する好感度が120なら、父は70、母は50、一人暮らしの兄は30、見知らぬ人はマイナスって感じ。
猫2号はとにかくわかりやすく可愛がってくれる人に心を開きやすいというか……。私と父の猫の可愛がり方同じなので。
そんな感じに私に対する警戒心はほぼゼロ、薬は最近はわんこそばくらいの勢いであっさり食べる。五分もかからないです。
さて本題。普段は私が薬をあげていますが、まぁ年末なのでね、私もね、忘年会的な感じでね、お友達と食事に行ったんですよ。
久々に外でお酒飲んでたのしー!と過ごしたわけですが、唯一の懸念が猫2号の薬。
指南書(というほどでもないけど普段あげてるやり方をメモした)も準備し、数日前には私が準備までした薬を母の手を経由して食べるか試しました。食べた。OKいけるいける、と安心しました。
当日、薬の時間をちょっと過ぎたくらいに母にLINEを送りました。猫2号は薬を食べたか、と。母からはすぐに返信がありました。
『食べない』
なんということでしょう…。
『おやつを見せても見向きもしない』
『時間をおいてまた試してみる』
とのこと。
私としては嘘だろ?おやつだけならさくっと食べるでしょ?と思ったんですが、少ししてからやってきたLINEにはやはり『食べない…』と。
いや母よ、どんだけ猫2号に嫌われて…(げふんげふん)(たぶん嫌ってはいない、好いてないだけ)
食べないかーそっかー困ったナー…。
私がいないとダメみたい…!完全に気分はダメ男を彼氏に持つ貢ぎ女子。
大好きな砂肝スライスを山盛りにしてご飯入れにいれて薬を紛れ込ませろ!と指示を出し、これでダメなら早めに帰って私があげるしかないのかな〜と頭を悩ませたんですが…。
食べました。砂肝スライス、本当にありがとう。もう君なしでは生きられない……。
もしかして薬に対して警戒心があがったかな?と心配した翌朝。
相変わらずのわんこそばスタイルでした。あっさり食べるじゃん……。
私の身になにかあったら、こいつは投薬すらできなくなるかもしれないんだなとなると、健康に生きねばと思いますね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。