ドロドロとしている――だが、それがいい

平安女子という時点で、雅な雰囲気で、和歌を交わし合って……というお話を想像するかもしれません。
でもこのお話はちがいます。
姫君や女房たちが、遠慮会釈ない直截的な発言をしたり、あるいは本音を隠した会話をしたり……そう、ドロドロとしているところがあります。

でも、それがいいと思います。
そういうところがあるからこそ、平安女子という人たちがリアルに感じられて。

ぜひ、ご一読を。

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