「魔法のiらんど」の八つのお題企画。それらの料理の仕方がとにかく楽しかったです。
「友達以上恋人未満」、「狂愛」、「君は幸せでしたか?」、「またね、大好き」、「一夜の過ち」、「浮気」、「元カレ」
この八つを全て使い、一個の作品に仕上げるという本作。
「元カレ」が目の前に登場し、「よりを戻して欲しい」と言われるところから始まる本作。
そこから次々と登場するお題ワード。
さてさて、次はどのワードがどんな順番で登場するのか、と、八つのお題ワードを頭に思い浮かべつつ読み進めます。
本作の上手いところは、ただワードを消化していくだけでなく、しっかりと「物語の意外性」が引き出されているところ。
「ええ! そういう話だったの!?」とある瞬間に「思わぬ事実」が判明し、そこからはじわじわと込み上げてくるものが。
チェックポイント的に出現する「お題」が回収されていく様は、「合計で〇〇個の宝を集めていく」とか、「合計で〇人いる敵幹部を倒していく」とかの物語にも通ずる楽しさがあると感じました。
「お祭り」のような楽しさいっぱいで、読後にすごい満足感を得られました。