異世界で子供が生きていくということ

テンポが抜群によくて、読む手がなかなか止まらなかったです。
子供の『ぼく』が魔窟の中で生き延びようとする冒険譚で、魔獣や精霊と関わり(戦い)時が進んでいきます。
私が気に入ったのは魔獣の大爪で、それが……となって、……となった時にはリアルに声をあげてしまいました。
子供の目から異界を見る描写が秀逸です。
これから彼らがどう生きて、どう正体していくのか、とても楽しみです!

追記
全部を読んで、すべてのフラグが繋がっていることに気がつきました!
『ぼく』が『おれ』を名乗れるようになるくだりや、
綺麗なお姉さんのくだり、
そして泡!!
素晴らしい冒険譚!

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