概要
風前の、灯火
生物季節観測値というものがありまして、
桜の開花や、セミや鳥の初鳴きについて、気象庁が毎年調査していたようです。
植物以外は何年か前に、やめてしまったみたいですが。
セミの遅鳴きについては元々観測してなかったらしく、情報が曖昧ですね。
初鳴き以上に調査するのが大変そうですし。
今回の詩は、そんな遅鳴きについて綴ったものです。
見て頂けると、嬉しいです。
桜の開花や、セミや鳥の初鳴きについて、気象庁が毎年調査していたようです。
植物以外は何年か前に、やめてしまったみたいですが。
セミの遅鳴きについては元々観測してなかったらしく、情報が曖昧ですね。
初鳴き以上に調査するのが大変そうですし。
今回の詩は、そんな遅鳴きについて綴ったものです。
見て頂けると、嬉しいです。
童を笑うな来た道だ
老人弑するな行く道だ
二つで一つの旅路だよ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!孤独に寄り添うやさしい作品。
この作品では一匹で取り残されてしまったのかもしれない蝉に焦点が置かれているけれど、作者様はきっと蝉だけでなく「雑草」として見向きもされない草花にも心を寄せてくれるのだろうという気がします。
勝手な印象で間違っているかもしれないけれど、そう思わせる「やさしさ」が文面からにじみ出ている気がするのです。
心が豊か。
心根が美しい。
もしかしたら「お世辞にもほどがある」とあやしまれてしまうかもしれない。
しかしリアルな知り合いではないからこそ「作品として抽出されたきれいな上澄み」を感じ取ることができているのではないだろうか。
人間とは清濁併せもっているもの。
私はその「生身」ではありえない「…続きを読む