『世界再生の生贄』が選んだ未来は

未知の生命体であるペッカートに襲われる世界において、唯一対抗できるのは、キューブという物質と適合できる体質を持つ者『スペランツァ』のみ。

そんな適合者候補たちを施設に集め、組織として研究、訓練している政府委託の施設に入隊希望者としてやってきたシュウが、理由も告げずいきなり姿を消した元カノであるハルに再会することでこの物語は始まります。

押しかけ系ギャルの今カノ?であるエリカも勝手についてくるし、施設内では所長をはじめとした癖のあるキャラもいて、人間関係と世界を救うためのペッカートととのバトルの両極面がいつの間にか融合していきます。

スペランツァのハルは、唯一のパートナーであるスペラーレとして誰を選ぶのか。また最大の敵であるペッカートとキューブとの因果は。ハルの選択によって、世界はどうなるのか――

熱いバトルと愛憎劇の両方を楽しめる、ダークファンタジー。オススメです!!

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