概要
高度800キロメートル、異常発生。その時、孤独なミッションが始まった
単独で宇宙空間まで上昇し、そのまま地球へ帰還できる能力を持つ宇宙機——軌道往還機。
本来有人機として設計された軌道往還機おおとりは、様々な事情から無人機として運用されていた。
予定されていた全てのミッションを完了したおおとりは帰還の途に就くが、そんな時誰も予想だにしなかったトラブルに襲われる。
メイン、サブともにコンピュータは機能を停止し、生き残ったのは試験用として積み込まれていた推論式粘菌コンピュータCBM705だけだった。
CBM705に機体を制御する機能は与えられていない。おおとりの帰還は絶望的に思われたが……!
※2013年執筆作品。第1回日経「星新一賞」落選作(最終選考)をカクヨム向けに微調整したものです。
本来有人機として設計された軌道往還機おおとりは、様々な事情から無人機として運用されていた。
予定されていた全てのミッションを完了したおおとりは帰還の途に就くが、そんな時誰も予想だにしなかったトラブルに襲われる。
メイン、サブともにコンピュータは機能を停止し、生き残ったのは試験用として積み込まれていた推論式粘菌コンピュータCBM705だけだった。
CBM705に機体を制御する機能は与えられていない。おおとりの帰還は絶望的に思われたが……!
※2013年執筆作品。第1回日経「星新一賞」落選作(最終選考)をカクヨム向けに微調整したものです。
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