目が見えぬ代わりに、耳で人の醜さを知っていた花嫁。村人の保身によって、呪術の成れの果てとなった男。これは人と妖の狭間を生きる二人の、夜を歩く物語。
このネームでの創作活動はカクヨムオンリー(同名でTwitterも使ってます)です。 ↑別のユーザーネームで投稿したものをブラッシュアップして出しました。 …
幸せになってよかった。心からそう思いました。二人の出会いがとある村の恐ろしい因習だったとはいえ、心が通じ合い、支え合って生きていくその姿に胸があたたかくなります。儚くも美しく、そして幻想的な…続きを読む
ありがとうございます。最初から最後まで大好きでした。和風因習物を下敷きにした、異類婚姻譚です。妻は、桃源郷と称される奇跡の実りの村に連れて来られた――おそなえものでした。妻――椿は盲目の…続きを読む
刀根田村には毎年、八千矛神に供物を捧げる神事がある。しかし、十年に一度だけは生きた贄を。そう、主人公の椿は盲目故に選ばれてしまった。重厚感のある世界観から始まる和風ファンタジー。独特の村な…続きを読む
異類婚姻譚は好みのジャンルで、このお話は特にとても好きなストーリーです。ヒロインの背景や神様の恐ろしい真実、因習村の隠された真相を知るにつれ、やはり本当に恐ろしいのは人間……! と感じざるを得…続きを読む
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