目が見えぬ代わりに、耳で人の醜さを知っていた花嫁。村人の保身によって、呪術の成れの果てとなった男。これは人と妖の狭間を生きる二人の、夜を歩く物語。
このネームでの創作活動はカクヨムオンリー(同名でTwitterも使ってます)です。 ↑別のユーザーネームで投稿したものをブラッシュアップして出しました。 …
淡々と、所々強調しながら豊かな恵みの秋が描かれます。でも、それは、なぜ?不吉な予感が上手い書き出し。
花嫁といえば聞こえがいい。でも、それは建前だ。主人公の椿は神への供物。村の繁栄のために命を落とす犠牲として神に輿入れするのです。そんな彼女の前に神が現れ、椿と神は対話することになるのですが………続きを読む
豊かな実りの桃源郷、刀根田村。その村に祀られているのは、豊穣の神である八千矛神。椿という名の盲目の娘が、花嫁として、八千矛神に捧げられたことから物語は始まる。椿は、八千矛神の大蔵で七日間を過ご…続きを読む
異類婚姻譚は好みのジャンルで、このお話は特にとても好きなストーリーです。ヒロインの背景や神様の恐ろしい真実、因習村の隠された真相を知るにつれ、やはり本当に恐ろしいのは人間……! と感じざるを得…続きを読む
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