名ばかりの花嫁は供物として捧げられ、神と婚姻して人ならざるものになる?

花嫁といえば聞こえがいい。
でも、それは建前だ。
主人公の椿は神への供物。村の繁栄のために命を落とす犠牲として神に輿入れするのです。
そんな彼女の前に神が現れ、椿と神は対話することになるのですが……

ダークかつ、ちょっと大人な展開も楽しめる本作。
暗くも美しい重厚な雰囲気がお得意の作者様ならではの世界観に圧倒されっぱなしでした!
神を祭る風習も丁寧に描かれていて、こそれにも好感が持てました。

主人公や神の境遇に同情してしまうのですが、しっかりざまぁな展開があるので、スカッとできます。

ホラーテイストの重厚感のあるファンタジーがお好きな方に、とくにオススメです☆

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