2023 01 27

 先週、今治市が住みやすい街の第1位になったと書きましたが、確かに、産業はそこそこあります。しかし、今治も島しょ部になると、ほとんど産業が無い。小さな造船所と車エビ養殖、製塩業etc で、これといった産業がない。若者たちがどんどん都会に流れている。島しょ部の人口は、15000人ほどですが、30年前は30000人でした。30年で半分になったという事です。平均年齢が70歳前後ですから、あと30年先はこのままだと多分2000人くらいになるかと思います。廃屋も5000件以上あるそうで、どうなることやら……        

 3年前に定年退職で大三島に帰った同級生がいますが、新築を建てたそうです。その年は島の新築はそれだけだったようで、それだけで表彰ものだったようです。平均年齢60歳の青年団があって、65歳で青年団の団長になったそうです(嘘だと思いますが、もしかしたらあるかもしれない)。青年団は今でも所々にあるそうです。


 今治沖に大島があります。その大島の沖に津島があります。またその津島の沖に大突間島(おおつくましま)があります。津島は妻の母親の実家(すでに廃屋)です。津島は周囲5キロほどの小さな島です。昭和の初めには人口700人でした。産業は木造船とビワ、いちじく、柑橘類の栽培がありましたが、木造船の衰退とともに農業も廃れ、人口は平成元年は100人弱になりました。私はその頃に初めて行ったことを覚えています。それから平成25年には16人になり、令和になって7人。現在、令和5年は2人か3人か、ひょっとしたら既に無人島かも? このような島とか全国にあるようですが、政治も行政も知らんぷり。金にも票にもならないことは知らんぷりでございます。この津島のビワといちぢくは、日本一と言われたこともありました。誰かまた栽培したら面白いかな。ふるさと納税の目玉になるかもしれんし?

 大突間島の事は、来週に書きます(乞うご期待)。 


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