『私らしく』を大事に

「強欲令嬢」というレッテルを貼られたセレーナが、蛇侯爵のユリシーズへ嫁ぐ。
白い結婚から始まる二人の関係。

タグにある『私らしく』が物語のすべてを語っているように感じました。
レッテルを貼られるキッカケとなったお茶会も。
嫁ぎ先でも。
常にセレーナはブレない。へこたれない……ことはないですが、前向きで好感が持てます。

その『私らしく』振る舞う姿に、周囲の者たちがどんどんセレーナに惹かれていく。
勿論、旦那様であるユリシーズも放ってはおきません。

二人のやり取りも必見なので、是非読んでもらいたいです!

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