差し出した救いの手の持ち主は

グーテンポーフ伯爵家の三男ヴェルナーは、庶子という理由だけで虐げられていた。
それは継母と異母兄たちだけではない。
社交界の貴族たちからもだった。

懸命に頑張っても馬鹿にされる。必死になっても見下される。
報われない日々を送るヴェルナーだったが、たった一人の少女との出会いで一変する。

彼女の名はフィリーネ。ヴァレンシュタイン筆頭公爵令嬢だった。

フィリーネの品のある立ち振る舞い。他者を圧倒する物言い。
ヴェルナーも負けてはいませんが、フィリーネのイケメンっぷりも必見です!

そして何より、タイトル回収がとても素敵なので、是非、読んでみてください。
これもまた、因果応報です。