悲劇と後悔の果てに増大する溺愛
- ★★★ Excellent!!!
死に戻りを経て、再度婚約者と向き合う主人公のアイシャは、七聖家の一つであるグリツェラ家の令嬢であり、お姫様のような存在。
けれど白桜騎士団を率いる姿は、誰よりも強く、凛々しい。
けれどそんな彼女にも弱い部分があります。
そして死に戻った要因も……。
アイシャに襲いかかる悲劇。婚約者であるシオンの後悔。二人の想い……。
再び向き合った二人の行く末は……甘く。
絶望というスパイスが切なさを抱かせ、さらに二人を応援したくなります。
幸せな未来が訪れることを期待しながら、この素敵な世界観に浸ってほしいです。