概要
冒険者は今日も、相席をする――
レニーはソロの冒険者だった。いつものように酒場で食事をとろうとすると、相席を頼まれる。それはソロの冒険者ではあまり珍しいことでもない。珍しいと言えば相手の方だった。
相手はギルドでも人気の受付嬢だったのだ。
酒と愚痴に付き合いながら、レニーは奇妙な依頼をされる。
恋人のフリをしてほしい、と。
本編は「昇格の話」まで。小説家になろうとノベプラにも掲載中。
話自体はそれ以降も同じスタイルで更新します。
相手はギルドでも人気の受付嬢だったのだ。
酒と愚痴に付き合いながら、レニーは奇妙な依頼をされる。
恋人のフリをしてほしい、と。
本編は「昇格の話」まで。小説家になろうとノベプラにも掲載中。
話自体はそれ以降も同じスタイルで更新します。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!淡々と進んでゆく様が心地いい
淡々とした文章に乗って、淡々と進んでゆく物語。
所々に言葉が足りない部分があって、それを誰に向けているのか、またはそれが誰の発言なのかがわかり辛い箇所があるけど、それもこの作品の仕様なのだと流せるくらいには面白い作品。
基本的に淡々と進んでいくけれど、それが読みやすさの一因になっているし、バトルシーンでは一転して迫力を感じさせてくれる。知らず知らず、手に力が入ってしまうことも。また、主人公が女性に対して鈍感すぎないところや冷たすぎないところも好感が持てるし、主人公に好意を持っているであろう女性たちも、今のところは節度を保ちつつ主人公に接しているので、こいつらウザいなあ…というストレスを感じ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!シンプルに"ソロ"で活動する冒険者の話
ただし、ソロといっても1人相撲が続くような話では決してありません。
ソロだからこそ臨機応変で臨時パーティを組むことも抵抗なく、ソロだから次々舞い込んでくる話に自己判断ですんなり乗ることができます。
1人で様々な依頼をこなしていく事に対する評価でどんどんと周りにキャラが集います。「ソロ」ですが孤独ではない。そんな不思議さも覚える作品です。
主人公のレニーは、冒険者といって想像するようなスタンダードにアツいキャラとは違います。
感情表現もこざっぱりしているし、熱血漢でもない。かといって陰気でもない。だからこそ他のキャラとの調和がものすごく自然に感じられるし、厳しい冒険者家業の現実の世界観もすん…続きを読む