概要
冒険者は今日も、相席をする――
レニーはソロの冒険者だった。いつものように酒場で食事をとろうとすると、相席を頼まれる。それはソロの冒険者ではあまり珍しいことでもない。珍しいと言えば相手の方だった。
相手はギルドでも人気の受付嬢だったのだ。
酒と愚痴に付き合いながら、レニーは奇妙な依頼をされる。
恋人のフリをしてほしい、と。
本編は「昇格の話」まで。小説家になろうとノベプラにも掲載中。
話自体はそれ以降も同じスタイルで更新します。
相手はギルドでも人気の受付嬢だったのだ。
酒と愚痴に付き合いながら、レニーは奇妙な依頼をされる。
恋人のフリをしてほしい、と。
本編は「昇格の話」まで。小説家になろうとノベプラにも掲載中。
話自体はそれ以降も同じスタイルで更新します。
応援ありがとうございます、いつも励みになっています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!シンプルに"ソロ"で活動する冒険者の話
ただし、ソロといっても1人相撲が続くような話では決してありません。
ソロだからこそ臨機応変で臨時パーティを組むことも抵抗なく、ソロだから次々舞い込んでくる話に自己判断ですんなり乗ることができます。
1人で様々な依頼をこなしていく事に対する評価でどんどんと周りにキャラが集います。「ソロ」ですが孤独ではない。そんな不思議さも覚える作品です。
主人公のレニーは、冒険者といって想像するようなスタンダードにアツいキャラとは違います。
感情表現もこざっぱりしているし、熱血漢でもない。かといって陰気でもない。だからこそ他のキャラとの調和がものすごく自然に感じられるし、厳しい冒険者家業の現実の世界観もすん…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ローグを制すはローグ
(このレビューは、現在132話のうち、最初の23話のみ(エピソード2「エルフの話」まで)読んだ段階で書かれたものです)
舞台は異世界。とある城下町サティナス。
新興ギルド(兼酒場)のロゼアに集うさまざまな人物たち。
主人公レニー・ユーアーンはパーティを組まず、ソロで活動する冒険者だった。すこし変わり者だが、腕はたしかで、頭も切れる。
——え? どこかで聞いたような話?
そう。ある意味では、そのとおり。
というのも、この作品には世界ファンタジーに欠かせない定番的要素が、ふんだんに盛りこまれているからです。
たとえば、個性豊かな冒険者たちがスキルや魔法を駆使しながら、恐ろしい魔物や…続きを読む