日常のひとコマにダンジョンと、ちょっとした癒しと笑いを!

「恐竜がパステルカラーで塗られていても」――なんと素敵なタイトルでしょう。
作中で、主人公の妹が、「恐竜を何色で塗ればいいか」と尋ねるシーンがあります。
主人公は、こう答えるのです。「何色でもいいんだよ」と。
実際、恐竜の色が何色だったかなんて、私たちには分かりません。
現代には、化石しか残っていないのですから。

そして、それと同じく。
例え、オークが猫ちゃんのように「みゃぁ」と可愛く鳴いたって、何にもおかしくないのです! 反論できる根拠はありません!
可愛い鳴き声で鳴きながら怖い顔で襲いかかってくるオーク。。。
天才的な発想です! 面白すぎます!!

あっ、この作品は、現代にダンジョンが現れて、少年少女が迷い込んでしまうお話です。
オークに衝撃を受けて、思わず序盤でレビューを書いてしまいましたが、序盤からもうすでに面白いです。

明るい気持ちになれる作品。続きも楽しみです〜( *´艸`)

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