第六話 思い出スイートポテト(1)
寒くなってきたと思ったら、次の日には汗をかくほど暑くなり、まだ暖かいから涼しい服装でいいかと思っていたら、吹きすさぶ風に身を震わせることになった。
断続する残暑に翻弄されている間に、木の葉は色を変えていき、気が付いたら村は綺麗な紅葉に囲まれていた。
残暑もそろそろ終わっただろう。
山の木々と一緒に衣替えを済ませた僕は、紅葉を楽しむ散歩に出かけていた。
もみじで赤く染まった山道を歩く。
もう蝉は鳴いていない。いつの間にかいなくなってしまった。
代わりに、頭上から赤い掌がひらひらと落ちてくる。
向こうの山は赤色と黄色のまだら模様だ。
少し息が上がるぐらい歩いても、汗はかかない気温は心地良い。
狐の神様に挨拶をして、先に進む。
峠のてっぺんまで登りきると、吹き付ける風がちょっと寒いけれど、それもまた気持ちよかった。
目の前に50mほど続く尾根は、一面が
夏に来た時ここを覆っていた緑はほとんどなくなり、尾根がススキを纏う様子は、まるで巨大な獣の毛並みみたいだ。
ビューっと風が吹けば、金色の波がこちらに向かってくる。
僕は両手をいっぱいに広げて、その空気を吸い込むのだ。
「ああ、秋が来た」
散歩からの帰り道、再び紅葉の屋根をくぐる。
行き道と帰り道は、同じ場所を通っても、見える景色は違う。
季節が変わるとさらに、景色はがらりと変わる。
僕は秋の山を歩いていると、なぜかスイートポテトが食べたくなる。
山でなくとも、紅葉を見ればどうしてか、あの黄色くて甘いお菓子が思い浮かぶのだ。
それも、手作りの。
これはきっと、僕の遠い記憶に関係している。
もう随分昔のこと、僕が小学生になったばかりの頃だったと思う。
何かの折に、祖母が僕のためにスイートポテトを作ってくれて、それがとても美味しかったのだ。
忘れられない味。
近くに山があったような気もするから、田舎に住む祖母の家でのことだろうけれど、そこに両親はいなかったように思う。
なんとも曖昧な記憶。
でも、祖母が僕に優しかったことと、スイートポテトの味だけは覚えていた。
◇
散歩から家に戻って来ると、手を洗って、玄関においてある段ボール箱を開けた。
そこには新聞紙にくるまったサツマイモが保存されている。
そう。スイートポテトを作るのだ。
段ボール箱に貯蔵してあるのは2週間前に収穫したもの。
少し早い収穫だったかもしれないけれど、待ちきれなかった。
すぐ食べずに貯蔵していたのには理由がある。
『追熟』と言って、サツマイモはしばらく置いておくことで熟成して甘味が増すのだと、農家のおじさんが教えてくれた。
一か月以上追熟させることもあるそうだけれど、やはり待ちきれなかったので2週間。
これだけでも全然違うのだとか。
サツマイモを持って台所に立つ。
スイートポテトの材料はとてもシンプルだ。
サツマイモと、砂糖、バター、卵黄。
これだけでできる。
卵黄はつや出しだから、無くても作れる。
ここに生クリームやバニラエッセンスを加えたり、砂糖の代わりにグラニュー糖を使ったりハチミツを加えたりする方法もある。
作り方もシンプルで、ゆでたり焼いたり蒸したりしたサツマイモと、他の材料を熱いうちに混ぜ、卵黄を塗ってオーブンや竈で焼くだけ。
でも、中学の頃から祖母のスイートポテトが懐かしくて何度か作ってみたけれど、思い出の味を出せたことはなかった。
とてもシンプルなのに、何が違うのだろうか?
今日は思い出の味を再現するために、材料を全部用意した。
基本のサツマイモ、砂糖、バター、卵はもちろん、生クリームにバニラエッセンス、グラニュー糖、ハチミツ、おまけに黒糖、メープルシロップ、牛乳、チーズ。
「さあ! 作るぞ!」
と腕まくりをしたところで、
ピンポーン
来客があった。
◇
一体誰だろうと首を傾げながら玄関へ向かい、扉を開けた。
そこには、灰色のコートに深い赤色のマフラーを巻いた女の子が立っていた。
自然な黒髪をおかっぱにしている7歳ぐらいの子供。
見たことは一度もないはずだけれど、どこか懐かしい雰囲気を感じた。
「ええと、僕に何か用かな?」
膝を折り曲げて視線を合わせ、尋ねる。
この村の子供ではない。
村の女の子は二人だけ。この前見たけれど、この子よりは年上だった。
どこから来たのだろう?
引っ越しだろうか?
「探しているの」
女の子ははっきりと言った。
落ち着いていて、しかし声が小さいわけでもない。
どこか大人びた印象を受ける。
探している、か。
迷子だろうか?
「探しているのは、お母さん?」
どこから来たのかは分からない。
たまたま僕の家を訪ねたのか、僕の家を選んで来たのかも分からない。
けれどとりあえず、話を聞こう。
それができそうなぐらいには、彼女は落ち着いていた。
「いいえ。男の子と、お芋のお菓子」
んん?
僕は思わず首を傾げた。
この子は男の子とお芋のお菓子を探しているらしい。
迷子ではなかったのだろうか?
むしろ、男の子を探しているのだから、迷子を捜しているのかもしれない。
この子も十分小さいけれど。
二人でいる所をはぐれてしまったのだろうか?
さらに、お芋のお菓子も探しているらしい。
おつかいだろうか?
ああ、なるほど。
男の子と二人でお芋のお菓子を買うおつかいに出て、男の子とはぐれてしまった、ということだろうか?
そう女の子に尋ねると、困ったような笑みを浮かべて首を横に振った。
「スイートポテト。一緒に作ろう?」
「え?」
どうしてこんなことになったのか、僕にはさっぱりわからなかった。
何かしらの超常的な力が働いたとしか思えない。
さては怪奇現象だろうか?
僕は気づいたら、おかっぱの女の子と台所に並び、スイートポテト作りをする運びになっていた。
常識的に考えて、初対面の幼い女の子を家に招き入れるのは誘拐ではないだろうか?
向こうから訪ねてきたとはいえ、向こうからスイートポテトを作ろうと言ってきたとはいえ、断るのが正しい対応だ。
これが農家のおじさんの息子さんだったら歓迎するのだけれど。
相手はどこの誰かも分からない子供なのだ。
それにしては、どこかで会ったような気がするけれど、7歳程度の女の子の知り合いなんて、僕にいるはずもないのだった。
ただ、彼女に言われると、なぜかこうするのが自然で当たり前のことだと、そんな風に感じてしまい、流されるようにこの状況に至ってしまった。
チラリと横を見ると、女の子はサツマイモを両手に持って、真剣な面持ちで材料に視線を注いでいる。
その顔が、くるりとこちらに向く。
「まずは、焼いてみよっか」
女の子はニコリと笑った。
その笑顔は、やっぱりどこかで見覚えがあるような気がした。
サツマイモを二本、竈で焼いている。
同時に、せいろで別のサツマイモを蒸し、鍋で茹でていく。
色々と試してみるつもりだったのは確かだけれど、こうするように主導したのは女の子の方だった。
というか、僕は半ば彼女の助手のような形で、言われた通りに動いていた。
それが子供らしい間違いを含んだものだったらほほえましいのだけれど、明らかに彼女は僕よりもお菓子作りに熟達しており、知識においても上のようだった。
「細いサツマイモの方が、甘いのよ。蜜が出ているのは特に美味しい証拠。でもね。スイートポテトを作る時、甘いサツマイモを使った方が美味しいのか、逆にそんなに甘くないサツマイモを使った方が美味しいのかは、比べてみないと分からないわ」
「あー、うん。確かにそうだね」
芋を焼き、蒸し、茹でている間も、彼女の手は止まらない。
広いダイニングテーブルは、まるでこの時のためにあったかのように最大限活用され、そこには大小のボールやお椀が並べられている。
そこに、バターや砂糖などの材料を入れていく。
女の子があまりに真剣にやるので、僕はなんだか手を出してはいけないような気さえした。
けれど彼女は、
「ねえ、バターはどのくらい入れたらいいと思う?」
「お砂糖は……甘めの方がいいかしら? それとも、お芋の自然な甘さの方が美味しいかしら?」
「黒糖は好き? じゃあたんと入れてみよう」
肝心な味の調整部分については自分でやろうとするより、僕の意見を積極的に聞いてきた。
そのおかげで、僕も楽しくスイートポテト作りに参加できたのだけれど。
この一連の行動には、既視感があった。
デジャヴだろうか?
前にも誰かと一緒にこうしてスイートポテトを作ったような……
「ねえ……ねえってば!」
「え? あ、ああ。どうしたの?」
「まったくもう、集中してよね」
昔のことを思い出そうとぼーっとしていたら、怒られてしまった。
「ごめんごめん。それでどうしたの?」
「ハチミツはどれくらい入れるのがいいと思う?」
「えーっと……」
ふと思ったのだけれど、どのくらい甘くするのが美味しいか、というのは人それぞれじゃないだろうか?
僕が作りたいスイートポテトは、祖母の作ってくれた思い出の再現だ。
でも、僕はいつでもスイートポテトが作れるし、今回は彼女の作りたい味を優先しよう。
彼女は何のために、いや誰のためにスイートポテトを作っているんだろう?
「君はさ、誰のためにスイートポテトを作りたいの?」
少し唐突だったからだろうか?
彼女は不意をつかれたようにきょとんとしたが、すぐに答えた。
「男の子。探している男の子。年齢は、今の私と同じぐらい」
『今の』という表現が少しひっかかる。
けれどそれを指摘するのは揚げ足取りだろう。相手は子供だ。
「そっか。だったらさ、その子が喜びそうな味にするのはどうかな? 子供だったら、甘い方が好きかもしれないし。僕の好みに合わせても仕方ないかもしれないよ?」
「うん、でも……」
とても冴えた提案に思えたけれど、彼女はうつむいて考え込んでしまった。
あれ? 何か間違えたことを言っただろうか?
どうしよう。
「あー、分かんないか、でも、相手の好みなんて。だったら自分の好みで考えるって手も――」
居たたまれなくなって別の提案をしようとすると、バッと彼女は顔を上げた。
「そう……そうね。ねえ、あなたが子供の頃、好きだった味を思い出してみて」
「え? ああ、なるほど」
彼女が渡すのは男の子という話だ。
だったら、女の子の彼女より、僕が子供の頃の方が近いかもしれない。
何より、僕が子供の頃好きだったスイートポテトというのは、祖母に作ってもらったあの味だから、僕が作りたいものとも一致する。
思わぬ理由から、僕と彼女の間で作りたい味が一つに定まった。
ボールの中に、様々な組み合わせで材料を入れていく。
同時に、その組み合わせと量をメモ帳に書いて貼っておく。
もうすぐすべてのボールが埋まるというところで、ふと女の子が僕に尋ねた。
「ところで、あなたはどうしてスイートポテトを作ろうと思ったの?」
僕は正直に答える。
「子供の頃、祖母に作ってもらったスイートポテトの味が忘れられなくて。それを再現したくて、毎年のように作ってるんだよ。まだ、成功してないけどね」
それを聞くと、女の子はとても嬉しそうに笑った。
「そう。なら、今度こそ成功させないとね」
柔らかくなった芋をボールの中の材料と混ぜて成形、その後は表面に卵黄を塗って焼き皿に並べ、竈で焼いた。
「そろそろかな?」
「だね」
竈を開けると、香ばしくて甘い香りが漂ってくる。
焼き皿に乗ったスイートポテトは、艶めく黄色で頭だけ茶色に焼けている。
「「美味しそう」」
つい零れた言葉が女の子と重なって、おかしくてクスクス笑う。
「それじゃあ、食べようか」
「ええ」
一つずつ食べていく。
どれも筆舌に尽くしがたいほどに美味しい。
けれど、一つだけその中でも群を抜いて美味しいものがあった。
いや、本当はどれも美味しさはそれほど変わらないのかもしれない。
たぶん、他の人に聞いたら別のものが一番美味しいと言うだろう。
でも、僕の中でその一つだけは特別だった。
フォークを入れると、表面がパリッと破れてホクホクした内部から湯気が浮かぶ。
口の中に運ぶと、サツマイモの優しい風味が溢れた。
たくさん入れた糖類は、サツマイモの甘味と混ざって、すべてサツマイモ風味の甘さへと変わっている。
潰しきらずに残った芋の塊が口の中でホクホク崩れて触感も楽しい。
温かくて、甘くて、ホクホクの部分と、とろとろに柔らかく溶けた部分がある。
ほっぺたが落ちるほど美味しいというのは、こういうことを言うのだろう。
それに、なにより。
「懐かしい……」
その味は、祖母の作ってくれた思い出の味だった。
だから、僕にとってはこのスイートポテトが一番だ。
気がつくとそれはなくなっていて、僕は名残惜しく皿を見つめた。
「そう。そうなのね。やっと見つけた」
声が聞こえて顔を上げると、女の子は少女らしからぬ穏やかな微笑で、僕を見ていた。
作ったスイートポテトを完食すると、女の子は帰っていった。
結局、彼女は誰だったのだろう?
村の子供ではない、不思議な雰囲気の女の子。
どこに帰ったのかも分からない。
けれど、ただ一つ。
もう二度と会うことはないのだろうと、それだけはなぜか確信があった。
彼女がいなければ、僕は思い出の味を再現できなかっただろう。
もっとちゃんと、お礼を言いたかった。
『お礼を言うのは、私の方。本当にありがとう』
彼女はそう言っていたけれど、やっぱり少し、返せない借りを作ったような気がしてしまう。
せめて彼女が探している男の子に、美味しいスイートポテトを渡すことができるように、願っておこう。
◇
その日の夜、長い夢を見た。
とても奇妙な夢だ。
けれど僕は、それがただの夢ではなくて、過去に実際にあったことだとすぐに分かった。
それは忘れていた記憶の再上映。
僕の記憶を、過去を遡り、あの日に至るまでの出来事。
そうか。そうだったのか。
僕は思い出した。
どうして僕が、秋の山道を歩くとスイートポテトが食べたくなるのか。
どうして僕が、見たこともないおかっぱの女の子を懐かしく感じたのか。
全部つながっていたのだ。
けれど、そうだな、これだけははっきりしている。
やっぱりお礼を言うのは、僕の方だよ。
ありがとう。本当に、ありがとう。
…
………
……………――――
大学生の秋、僕はスイートポテトを作っていた。
学祭だったと思う。
友人に頼まれて、屋台で出すスイートポテト作りの手伝いをしていた。
手伝うのは別にかまわないけれど、気が付いたら僕ばかりが働いているのはどういうことだろう?
ちょっと恨みがましく思いながらも、真面目に励んでしまうのが悲しい性だ。
「はぁ」
ため息を一つ。
そんな時のこと。
どこからともなく、ひょいと彼女はやってきた。
「ねえ、私も手伝っていいかな?」
灰色のコートに、深い赤色のマフラーを巻いた彼女は、高校生ぐらい。
楽しくお祭りを遊ぶ側に回ればいいのに、彼女はどうしても手伝いがしたいらしい。
友人の知り合いだろうか?
断る理由もない、どころかとても助かる申し出だったので、一緒に作ることになった。
最初は僕が手順を説明していたのだけれど、いつの間にか教える側が逆転していて、彼女が主導で作っていた。
僕なんかよりずっと手慣れている。
そして彼女からは時々、年下とは思えないような雰囲気を感じるのだ。
僕はそんな彼女に、どこか懐かしさを覚えていたのだけれど、高校生の知り合いなんて、当時の僕にいるはずがなかった。
とても美味しいスイートポテトができて、屋台は大人気だった。
けれど祖母の味には敵わない。
まあ、それは仕方ないことだ。
思い出補正が入っていることは否定できないから。
「うん。これも違う……」
彼女は何かを呟くと、断りを入れて帰っていった。
ああ、この時もろくなお礼を言えなかったな。
高校生の秋、僕はスイートポテトを作っていた。
場所は学校の家庭科室。
放課後、部活動の帰りに何やら良い匂いがした。
たどっていくと家庭科室に行き着いた。
どうやらここが匂いの発生源らしい。
扉は開いていて、中を覗き込むと大学生ぐらいのお姉さんが何かを作っていた。
よく見ればそれはスイートポテトだった。
しばらく眺めていると、彼女の顔がこちらを向いた。
僕を見ても特に驚いた様子はなく、彼女は手招きする。
少し逡巡して、僕は家庭科室に入った。
「スイートポテト、ですか」
「ええ。そうよ」
「あの……高校生じゃないですよね? 家庭科部のOBですか?」
「まあ、そんなところ」
エプロンをつけている姿は様になっていたし、そこにいて違和感がなかったので、特に疑問は抱かなかった。
テーブルから離れた椅子には、灰色のコートと深い赤色のマフラーがかけられている。
「ねえ、一緒に作ろうか」
「へ?」
よく分からないうちに、僕は彼女とスイートポテトを作っていた。
普段まったく料理なんてしない僕からすると、彼女の手際は見事なものだった。
たかがスイートポテト。されどスイートポテト。
細かな動きにも、料理に慣れている様子が感じられた。
さすがは家庭科部OBだと感心する。
出来上がったものはとても美味しかった。
けれど祖母のスイートポテトを思い出すと、そちらを食べたくなる自分がいた。
「これも違う……」
彼女は何かを呟くと、僕に帰るように言った。
僕はお礼を言って帰った。
片付けぐらい手伝うべきだっただろうけど、この時は気づかなかった。
中学生の秋、僕はスイートポテトを作っていた。
社会科見学だったと思う。
サツマイモを育てている農家さんを訪ねたのだ。
スイートポテト作り体験をさせてもらうことになって、体験をする建物に入ると、中には補助の人が二人ほどいた。
そのうちの一人は四十か五十ぐらいの穏やかなおばさんだった。
案内のおじさんやもう一人いる補助の人が着ている作業着ではなく、灰色のコートに深い赤色のマフラーをしていた。
僕はその人に教わった。
丁寧な教え方で、美味しく出来上がった。
それでも、僕はやはり祖母のスイートポテトを思い出していた。
あれをもう一度食べたい、と。
「うーん、違うのね」
おばさんは何かを呟いて、いつの間にかいなくなっていた。
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