色鮮やかな、甘やかな、金平糖のような四季の思い出

四季折々の小さなお子さんと過ごした、日々の思い出が綴られています。
子供は親への愛を小さなうちに全て返す、と言われていますが。
本当にそうでありますね。
子供らが巣立って、自分の身体が昔より思うように動かなくなる頃、記憶の甘露として舐めて甘やかな時間をいつか楽しむ。
色鮮やかな金平糖を瓶に詰めて大事に大事に。
そんなお作品です。
素敵な思い出のお裾分けをありがとうございます。
短いお話の中で最後に書かれた、ホロリと心からこぼれ落ちた願いのような言葉も、とても良いのです。
お読みになった皆さまもきっと。
このステキなお作品に先導されて、あなた自身の四季の思い出が鮮やかにうかぶことでしょう。