応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 古志加と母刀自は本当に親子です。古志加が父親の方ではなく、母刀自に似て良かったです。彼女も天に登れてまた報われて良かった。あの世で幸せになって欲しいです。

    作者からの返信

    アワインさま

    はい、古志加と母刀自は、本当に心の結びついた母子でありました。

    古志加は、母刀自譲りの美人さんです。

    母刀自は、魂となっても、娘を守りたいと願い、守り切りました。

    あの世、まで書いていきますよー!

    コメントありがとうございました。


  • 編集済

    ああ、花麻呂はやはり古志加の……。ここでちゃんと明かされる真実……花麻呂が古志加の傍にいてくれてよかったと言いたくなります。つまり三虎が何かしでかしたら、古志加は花麻呂の元へ駆けつけることができるわけですね。その時は莫津左売さんと夫婦での反省会してほしいです。

    作者からの返信

    アワインさま

    はい、やっと、花麻呂が古志加の兄だと、明かされました。

    「花麻呂が古志加の傍にいてくれてよかったと言いたくなります。」

    本当にそれです。 

    ただ、古志加と花麻呂は、この事実を知らないままなので、正式に三虎の妻となった古志加は、ホイホイと他の男の家に遊びにはいきません……。
    と言いつつも、ほぼ毎日、卯団の稽古で顔をあわせてます。

    コメントありがとうございました。

  • 母刀自、ナイス!!
    と思いながらやはり切ない。やはり、彼女にはもっと生きてほしかったです……。

    作者からの返信

    アワインさま。

    はい、母刀自、ナイスなのです。
    ……もっと、生きてほしかった。
    その通り、ですよね……。

    この物語は、彼女の鎮魂歌です。

    コメントありがとうございました。

  • コメント失礼します。
    母刀自の見守る姿を見届けに来ましたが、そういえばそうでしたね!
    古志加のことまだ詳しくないときでしたね!!
    母刀自の気持ちもただごとではないですよね(笑)
    これは、三虎におこ案件ですね……。

    作者からの返信

    アワインさま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    はい、三虎(と大川)ばっちり、男の子だと勘違い。
    まあ……、しょうがないですね、これは。

    三虎が、行き倒れていた古志加を発見したのは、母刀自のおかげでもありました……。

    コメントありがとうございました。


  • 編集済

    終話  あどかあがせむへの応援コメント

    良かった、良かった(ノ_・。)
    愛する我が子が幸せだったら他のことはどうでも良いって感じ、福成売の母刀自も天国に来てからでもその幸せを感じることができた我が子に喜びを感じるだろうし、古志加は目いっぱい幸せになって、子供できたらその子も目いっぱい幸せ感じて、古志加も福成売の思いを味わえるといいね。

    ちょっと意地悪して楽しむ三虎、楽しいのも愛おしさもちゃんと古志加に伝染るし、ずーっと幸せに! って、加須さん、とっても良いお話ありがとうございます。あったかい気持ちでいっぱいです^ ^

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    良かった、良かったがいただけて、嬉しいです。

    「福成売の母刀自も天国に来てからでも、その幸せを感じることができた我が子に喜びを感じるだろうし」
    そうなんです。
    実は、おばあちゃん、嬉しいのです。
    ずっと天鶴売と待っていたのです。
    気がついていただき、ありがとうございます。

    そして紛れ込む三虎……。

    ちょっと意地悪して、楽しくて、愛しくて。
    ちゃんと古志加に、伝わってて。
    「こーこまでかーいて平気かなー?」とアップした話だったので、ちゃんと「伝えたいこと」が矢口こんたさまに伝わって、ほっとしております!

    あったかい気持ちでいっぱいですか……。

    本当に嬉しい感想です。じいん……。

    コメントありがとうございました。

  • 母刀自も三虎に会ったら蹴りを入れたくなるって、なんだか気持ちわかるけど、笑ってしまいました。
    ホント、ちゃっちゃと娶って二人幸せになれ、ですよね。
    辛いことは忘れるにかぎります。忘れる能力を能力を持たせてくれた創造主に感謝です。

    作者からの返信

    矢口こんたさま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    はい、母刀自は、三虎の扱いはそんなもんです。
    もう、たっぷり、「ねえ〜」とからんで、冷やしてやったので、もう良いのです。(笑)

    笑っていただき、嬉しいです。

    まわりの皆も、母刀自の魂も、「ちゃっちゃと娶ってはよう幸せになれ」でした。

    辛いことは忘れるに限る。
    私も、そう思います。
    これは、母刀自を救うために、頑張って書いた物語。
    母刀自の幸せの為には、忘れる、に行きつきました。

    コメントありがとうございました。

  • あとがきへの応援コメント

    母刀自ーー!!。゚(゚´ω`゚)゚。
    なんて愛情深いお母さんでしょう。子供達に再会でき、生きていた時の苦痛を少しずつ忘れて幸福に包まれて……本当に良かったです。
    三虎さんと古志加ちゃんのラブラブも温かく見守ってくれているのですね(/ _ ; )
    可愛い赤ちゃんも密かにお待ちしております!

    作者からの返信

    平本りこさま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    愛情深いお母さんは、天国で、笑っているのです。

    そう、本当に、良かったのです。
    そう思っていただくために、めっちゃ頑張った短編でした。
    途中、なぜか頑張りすぎてる三虎がいましたが……。

    母刀自は、古志加が幸せであるという確信を得て、幸せな気持ちで、娘を見守っています。

    「うらふく風の」は、本篇読了した読者さまには、是非ご覧いただきたい短編なので、平本りこさまにご覧いただけて、すごーく、嬉しいです!

    コメントありがとうございました!

  • あとがきへの応援コメント

    こんにちは。

    お母さま視点のエピソード、嬉しいです!なんだか、やっとちゃんと報われた気がします。
    にしても、花麻呂がこじかちゃんの兄ですと!?あれっ、全然気づかなかった……。それでですね、花麻呂がこじかちゃんの危機にいちいち敏感だったのは。お母さまがぽこすかやってたんですね。
    お母さま、こじかちゃんをずっと見守り、そして護り、本当に良い母親だと思います。殺されてしまったのが悲劇でなりませんね。

    ほんで、いつものごとく旺盛なえっちシーン(*≧∀≦*)。好きですわー。毎度毎度、おいしくいただいておりますわー。ごちそうさまですです😋
    お母さま、天から娘のえっちっち眺めてるとすると、どんな心境なのでしょうね。。。三虎に「早く我が娘を嫁にせよ」的なことを言ってるあたり、案外楽しんでいそうですが( ´ ▽ ` )。

    今回も、素敵な物語でした♡

    作者からの返信

    虎の威を借る正覚坊様

    こんにちは。ようこそ、いらっしゃいませ。
    きっとこの物語は、楽しんでいただけるだろうと、読んでいただくのをお待ち申しあげておりました。

    花麻呂、だから腹痛、古志加の危機に敏感だったんです。ずっと、ぽかすかやってる母刀自がいました。(笑)
    花麻呂良いヤツ。
    良いお兄さんだったのです。

    三虎、旺盛です。
    古志加が魅力的なので、とても楽しそうです。
    古志加は、「ひー」となりながら、深く愛されているのがお似合いです。

    母刀自の感動物語に、旺盛な三虎がしゃしゃり出てくる謎仕様。
    これは、本篇を「クリア」いただいた読者さまへの、さ寝「エクストラモード」、サービスのつもりで書いてました。ふはは。

    母刀自は、もう魂なので、「ふふ……、幸せになったのね。間違いないわ。」と微笑ましく見ているだけです。
    古志加の幸せを願い続けた母刀自は、古志加が幸せであると「確信」を得ています。

    母刀自がやっとちゃんと報われたような気がする、と言っていただけて、本当に良かったです。
    この「うらふく風の」を書いて、良かった。

    コメントありがとうございました。

  • あとがきへの応援コメント

    まあ霊能者さんの話なんかを真に受けるなら、空の上から「小さくって良く見えないけれど」どころじゃなく、守護霊さんがすぐうしろからご覧になっているっていうしね~笑
    仏さまになった魂は達観していらっしゃるから、恥ずかしいなんてことはないのでしょう。
    愛があるならほくほくと喜んで笑顔になっているんだと思います。

    「終話」前半の古志加視点、「ああ、女の子側はこういう気持ちなんだ。ああいうことをされても腹が立ったりしないのか」と思って読みました。
    愛があるのは分かるんですけど、プライドが傷付くのかなと思っていたので。
    こうした描写はやっぱり女流作家の方でないと書けないなあとひしひし感じます。

    作者からの返信

    綾森れんさま。

    福成売の願いは、娘に恋をかなえて、幸せになってほしい、でした。

    幸せになったと説得力を持たせて書くなら……、共寝です。(←なぜだーっ!)

    『「終話」前半の古志加視点、「ああ、女の子側はこういう気持ちなんだ。ああいうことをされても腹が立ったりしないのか」と思って読みました。』

    ここはね、とても繊細な問題だから、しっかりお伝えしますが、昨今の「男と女」を扱ったいろいろなメディアは、
    乱暴で。
    刺戟的で。
    が過ぎるとおもうのです。

    愛してない男から、そんな扱われしたって、良いわけないじゃん。身体を触られれば、反応はするけど、そんなの、愛の交歓じゃない。

    うちの三虎は、恥ずかしい格好をさせたり、乱暴な言葉を使ってますが、手付きは、優しいです。
    やってることは、古志加への奉仕です。
    三虎の目を見れば、「恋しい、古志加」と目が言ってますし、一突きごとに古志加に伝わるのは愛です。
    きちんと手順を踏んで女の準備を整えてから、突いてます。
    それが全部伝わってきてるので、古志加も心を開放して、

    (ひー、きついけど、……すごく良いんだよぉ……。このまま、もっと欲しい……。)

    となっています。
    古志加は、恥ずかしい格好をさせられて、困ってますが、プライドは傷ついていません。
    愛する三虎だからです。三虎の要求は、(なんでなのかなー?)と思いながら、のんでしまいます。

    他の男と結婚するはめになっていたら、こんな要求ははねつけます。
    (例)
    古志加「やんない。冷めた……。あたし、外行ってくる。」
    男A「あっ、古志加、ごめん! 嘘! もう言わない。戻って来てぇぇぇ!」

    きついけど、良い。
    これには、男の下準備と、お互いへの信頼と、愛と、男の「やったるでー!」が必要だと思っています。
    そこまでやって、やっと女は、沢山突かれて気持ち良い、に繋がるんですよっ!

    書きたいのは、正しい愛の歓びの交わりです。

     ……はぁ、はぁ、おわかりいただけましたか。喋りすぎて酸欠……。

    コメントありがとうございました。

    編集済
  • 終話  あどかあがせむへの応援コメント

    ああなるほど、確かに嫌なやつの顔って思い出せないし、嫌な思い出って消えていきますよね。
    過去を振り返るといいことばかり覚えている。
    私は生きているのに、そうです。
    だから小説を書くときに、ネガティブな感情を書こうと思うって思い出そうと頑張ると、記憶がぼんやりとしていて、、、
    楽しい感情はたくさん書けるのになあと思います。

    作者からの返信

    綾森れんさま

    ここはね、もう、母刀自を救うために、私が必死でした。
    もう天国なんだから、嫌な、つらい思い出は、忘れて良いよ。
    大好きな人に囲まれて、大好きな人のことだけは、覚えてて。
    歌だって、いくらでも歌えば良い。
    楽しく、笑顔になって。福成売。
    そう思ってました。


    楽しい感情なら思い出せるのに。
    ネガティブな感情は、記憶がぼやける。
    それが生きるということなのかもしれませんね。

    コメントありがとうございました。

  • な、な、なぜ母刀自の感動的な物語の最後に三虎がガンガンついてやがるシーンが入るのだ!?🤣

    ここまで書いても大丈夫なんですね、カクヨムさん。
    情事のそのものもOK、と。
    放送禁止用語的なものを一切使わず、でも何をやっているかが明確に伝わってくる描写ですごいです。
    三虎の舌の動きが目に見えるよう。

    でもやっぱりこいつ、ドSだわ。
    古志加、喜んでるからいいけどさぁ。

    そうそう、「莫津左売に良く教えてもらったから」には少し切なくなりました。
    つい先日、莫津左売さんのスピンオフを読んだばかりなので。
    この時間軸ではもう、彼女も花麻呂と仲良くめおとになってるってのは分かってるけれど、でも、ね。
    あんなに三虎を愛していたもんね。

    花麻呂は寝所ではどんななんだろうなあ?
    もっと甘い秘め事をしてくれそうなイメージ・・・

    作者からの返信

    綾森れんさま

    こんにちは。ようこそ、いらっしゃいませ。
    本当に、なんで福成売の感動的なシーンの最後に、三虎のこれなんでしょうね?? 

    まあ、私は書きたいので、ここまで書いてしまいますが、カクヨム的におーけーなのかは知りません……。
    明日にも、首にお縄がまわっているかもしれません……。

    明確に伝わってくる表現、と言っていただき、ありがとうございます。
    美しく、格調高くなければ嫌だ、と、何回も見直したので、嬉しいです。
    三虎、えすなんですけどね。
    三虎、実に楽しそうです。幸せになったんですよ……。

    「莫津左売に良く教えてもらったから。」
    には、切なく、ほろ苦くなりますよね。
    三虎は、そういう物語を持った男です。

    莫津左売は、あんなに三虎を愛していたから。
    花麻呂も、莫津左売を一途に恋い慕っていたけど、私、どうしても莫津左売と花麻呂の閨がイメージ結べなかったんです。

    でも、綾森れんさまに、
    「花麻呂は寝所ではどんななんだろうなあ?
    もっと甘い秘め事をしてくれそうなイメージ・・・」
    で、一気にイメージがぶわっときました。
    甘い……、秘め事ってなんだろうなぁ……。
    何してくれるんだろう……。
    妄想が止まりません。ありがとうございます。


  • 編集済

    花麻呂さんと古志加ちゃんの関係が明言されましたね!嬉しいです。
    花麻呂さんが、古志加ちゃんの危機に対して勘が鋭かったのは母刀自のおかげのようですね!?

    作者からの返信

    平本りこさま

    やっと、明言です。
    長らくお待たせいたしましたー!!

    「花麻呂が、古志加の危機に対して勘が鋭かったのは母刀自のおかげのようですね!?」
    その通りなんですよ。母刀自、大活躍だったのです!

    コメントありがとうございました。

  • 三虎さんたちと出会えたのは母刀自のおかげでしたか!( ; ; )

    作者からの返信

    平本りこさま

    こちらの番外編までお越し下さり、ありがとうございます。

    そうです。実は、三虎が古志加を発見したのは、母刀自の魂のおかげだったのです……。

    思うんですよ。
    もし、ここで、はじめに古志加を見つけたのが大川さまだったら、大川さまと古志加の関係は、少しだけ、違っていたかもしれないと……。

    あ、今のは、私の戯言です。忘れてください。つい、ぽろっとでました。

    コメントありがとうございました

  • え・・・、母刀自、歌うのが好きだったんですか。
    それなのに舌を切られてしまったなんてショックです。
    夢に見そう。。。
    私はそんなことになったら自殺すると思います。
    歌うことがずっと生きる意味だったので。20年近く本当に真剣に歌ってきたので、あり得ないです。
    あのクソ親父、藤売より憎しみは薄かったのですが、ここの話で憎しみが跳ね上がりました。
    舌だけでなく鼻もそいで、ついでに目玉も潰してきます。

    でもどうやらもう死んで地獄に落ちているようですね?
    声が出なくなる地獄で永遠に苦しんで欲しいです。

    作者からの返信

    綾森れんさま

    ああ〜! 申し訳ない!
    歌うのが大好きな綾森れんさまには、辛すぎるエピソードでしたね……。
    うわっ、ごめんなさい……。

    綾森れんさまにはお伝えします。

    あのクソ親父は、裏切られ、背中から剣を刺されて絶命しました。
    地獄行き。
    長年ともに暮らした福成売と同じ天国にはいけず、福成売には忘れさられ、

    地獄の苦しみを、全身全霊で味わっています。綾森れんさまの言ったとおりの苦しみを地獄で与えられたうえに、釜茹でされてます。

    綾森れんさま、枕を高くしてお休みください。(汗)
    クソ親父のことは、ふんっ!と思って、忘れることを推奨します。

    コメントありがとうございました。

  • 第四話  愛しい娘よ。への応援コメント

    涙が・・・
    そう、母親は娘の幸せをただ願っているもの。
    謝ってほしくなんかないんですよね。

    作者からの返信

    綾森れんさま

    そうなんです。母刀自は、古志加に笑ってほしいのです。
    ただ、幸せになってほしいのです。

    ここは、心をこめて書きました。
    綾森れんさまの心を少しでも震わせることができたのなら、嬉しいです。

    コメントありがとうございました。

  • 花麻呂来たー!
    花麻呂の両親は、息子を人買いから買ったとは全く伝えてないんですよね。

    あ、あ、あー!
    花麻呂の腹痛の原因、これかー!
    母刀自の虫の知らせ、というより本格的に体をすり抜けられてる!笑

    作者からの返信

    綾森れんさま

    そうなんです、だから、花麻呂、腹痛だったんです。
    不健康だからじゃあ、ないんですよ……。ふふふ、やっと謎があかせました。嬉しいです。

    花麻呂の両親は、本当に花麻呂を赤ちゃんから育てているので、自分たちの赤ちゃんだと、猫っかわいがりして育てました。
    子供に恵まれない夫婦だったようです。
    花麻呂を、愛情たっぷりに育て、(花麻呂見てると、そんな感じしません?)
    当然、実子ではないなんて、伝えていません。

    コメントありがとうございました。

  • 三虎に冷気を浴びせるのは笑っちゃいました。
    故郷に戻るシーンは切ないですけれど。
    でもこれは仕方ないですよね。

    作者からの返信

    綾森れんさま

    そうです、こうやって福成売は、喜んでは三虎に冷気をあびせ、怒っては三虎に冷気をあびせ、していたのです!
    いじめられていた三虎。 

    故郷に戻るシーンは切ないですね。
    魂だけでも飛翔しました。
    帰りたい、でも帰れない、そんな故郷に……。
    魂となった福成売は、自由です。

    コメントありがとうございました。

  • まさか……まさか……母刀自が亡くなったところから始まるとは!!
    母刀自の若い頃の話かと思っていました!

    そういえば今さら思い出したのですが、あのクソ親父は結局行方不明のままなんですよね。
    古志加と三虎の恋模様ばかり気になって、忘れていましたよ笑

    作者からの返信

    綾森れんさま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。
    こちらの番外編まで足を伸ばしていただき、ありがとうございます。

    そうなんです。
    ここから、という衝撃的な出だしですみません。
    読者はびっくりするだろう……。と思いつつ、でも、ここから、で良いのです。

    クソ親父は極悪非道なので、忘れてるくらいがちょうど良いですよ。

    コメントありがとうございました。

  • 母刀自、こういうキャラなんですか。もっとしっとりした感じをイメージしてました。
    古志加ちゃんと似てるってことでしょうか。

    作者からの返信

    鏡りへい様。

    こんにちは。ようこそ、いらっしゃいませ!

    こちらまでご訪問くださり、感謝、感謝でございます!

    古志加の知る母刀自は、やはり、どこか影のある人でした。だって、攫われて、舌をきられて、という辛い目にあい、毎日、たくさん働かされてますからね。
    (それでも、古志加に笑顔をむけてくれる母親でした。)

    少女時代、まだ、生まれた家で暮らしていた頃は、明るく笑って、歌うのが好きな美少女でした。
    古志加と似た明るさ、そして少女らしい可愛らしさ、です。

    魂だけの存在となり、毎日あくせく働くことから解放され、いろいろなしがらみから解放され、
    母刀自は、いろいろ自由となりました。
    生来の茶目っ気ある部分が出てきてます。
    古志加の知らぬ母親の顔ですね……。

    コメントありがとうございました。

  • 終話  あどかあがせむへの応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     天に昇った福成売さんが幸せそうで良かったです。
     思い返すに色々あっても幸いな物語になったなあって。
     本編の方も読んでみますね。面白かったです^^

    作者からの返信

    上野文さま。

    こんばんは。ご高覧ありがとうございます。
    いろいろ説明をはしょったこの「うらふく風の」でも、
    「思い返すに色々あっても幸いな物語になったなあって。」
    というご感想をいただけて、ああ〜、良かったなぁ、としみじみ思いました。

    そう、福成売が天に幸せに昇った。そのことを描くための、この物語でした。

    本編もお読みいただけるとのこと、ありがとうございます!

    花麻呂が古志加の生き別れの兄であることは、本編では一切明かしていません。
    しかーし! あちこちで匂わせているので、きっと、「ああ、ここね。」と、面白くお読みいただけると思います。

    本編の冒頭は、この「うらふく風の」の共寝の、九ヶ月前から始まります。
    (三虎は奈良へ行き、九ヶ月留守にし、帰ってきて二日目が、この共寝の夜ということです。)

    コメントありがとうございました。

    編集済
  • あとがきへの応援コメント

    私は、そうであって欲しいと願ってはいますが、輪廻転生は恐らくないだろうなあと思っています。
    だって、一つの命が生まれるために、一つの命が失われなければならないわけじゃないですか。
    それだと人口が増えないじゃん、と情緒も何もないことを考えてしまうのですが、こういう物語に触れるとやっぱり、生まれ変わりとかあって欲しいなあと改めて思います。
    悪行を犯した者には魂的に罰を、福成売のような人には報われる機会を、と。

    改めて連載お疲れさまでした。
    そして、ありがとうございました。

    作者からの返信

    夏井涼さま。

    コメント続投ありがとうございます。
    本当にいつもお世話になっています。

    私自身は、死後の世界はわからないと思っています。

    でも、物語を描くうえで、善人は天国で幸せに、というのは読者様に示したい。

    ただひとつ申し添えるなら、この舞台の世界は、病気、餓死、天変地異、ぽろぽろ人が死ぬ世界なので、生まれ変わりの波は激しいと思われます。はい。

    「連載お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。」と言ってもらえて、幸せです。これは夏井涼さまに捧げるべく書き始めた物語でしたので。

    蛙・久麻牟志──クマムシが、日の丸の旗を両手に持ち、上下に振って、上機嫌に小躍りしています。
    右にステップ、左にステップ。
    けろろん♪ けろろん♪

    ご高覧ありがとうございました。

  • 終話  あどかあがせむへの応援コメント

    いやあ、よかった。
    本当によかったと思います。

    何がと言えばまた二つありまして、一つはもちろん、福成売がその名の通り幸福に成ったことです。
    嫌な記憶はどんどん朧げになって、きっといつか綺麗さっぱり消え去ることでしょう。
    残るのは自らの父母に囲まれ、腕の中に一度は失った我が子をかき抱く自分。
    地上の花麻呂と古志加も幸せ。
    そして、全てと一緒に微笑みを取り戻した福成売も、これからずっと幸せ。
    大団円と言うに相応しい結末ですね。
    いろいろぶっ刺さっていた私も、お陰様で浄化されました(笑)。
    本作はサイドストーリーとかではなく後日譚ではありますが、正直本編の一部としてセットで読まれるような形にして欲しいとすら思ってしまいますね。

    で、よかったことのもう一つが、加須千花さまがこの物語を書いてくださったことそのものです。
    もちろん、元々書かれるつもりでいたことでしょうけれど、お陰でもう一度本編の方を、福成売の視点を持ちながら読み直したいと思えるようになりました。
    私も気に入った物語は割と繰り返し読むタイプなんですが、もし本編だけで終わっていたら、いくら内容を気に入っていたとしても、どうしたって冒頭部分で辛くて断念してしまうでしょうから。
    途中から読んでも、結局可哀想なままこの世を去った福成売のことは刺さったままなわけですしね。

    そういうわけで、加須千花さまの予言通り、いろいろと救っていただけました。
    本当にありがとうございました。

    ……実は、このラストエピソードの前半についても触れようと思っていたのですが、何か急に三虎が憎たらしくなったのでやめちゃいました。
    妬いてるんですかね、私(笑)。

    作者からの返信

    夏井 涼さま。

    おはようございます。

    「いやあ、よかった。
    本当によかったと思います。

    予言通り、いろいろと救っていただけました。
    本当にありがとうございました。」

    とのお言葉をいただけて、ほっとしております。
    この「うらふく風の」は、本編のあとのほうにくっつけても良かったですね。あとから私もそう思いました。

    そして、やっと、ぶっ刺さっていたものが浄化され、本編読みなおす気にもなった、と言ってもらえて、「うらふく風の」を書いて本当に、本当に良かったと思っています。

    お時間が許せば、ぜひ、本編も読み返してみてください。
    自由で気ままな魂の母刀自、あちこちにいて、泣いたり笑ったり怒ったりしています。
    一切姿は見えませんけどね!

    福成売の雲の上は大団円、夏井涼さまに言ってもらった通りの表情で、福成売はいます。
    福成売は幸せに成ったのです。

    この名前にこめた思いはそれだけではありません。
    母の愛でもって、我が子の福を成すのです。
    その力を魂に持つ女、それが福成売でした。


    で、あれ。ラストエピソードの前半。
    …………。
    夏井涼さまに「妬いてるんですかね、私(笑)。」
    とまで言ってもらえて、古志加は幸せものです。
    良しっ、憎たらしい三虎に、洗濯桶が空から降ってきて、頭にヒットする呪いをかけておきます。当たれ……!

    三虎「だっ……! ぐぅ……。誰だあ! こんなでかい桶をぶん投げてきた奴はああ! 出てこい!」

    コメントありがとうございました。

  • あとがきへの応援コメント

    これは文学だし、幸せな愛を描いたものだから、いいのではないのかしら?
    と思います。
    文学として情緒たっぷりに描けていると思うのです。
    必要な場面だし。
    (ときどき見かけるラブコメのもののが、ずっとR15な気がします。)

    幸せになるお話、ありがとうございました!!

    作者からの返信

    西しまこさま。

    コメント続投、それに素敵なレビューまで、ありがとうございました。
    えへへ。今私はにやけ顔が止まりません。
    そうなの。書きたくて書いてるの。
    わかってもらえて嬉しいです。

    情緒たっぷりに共寝を描き、それが母刀自の「幸せの確信」にもつながる仕掛けなので、もう袖まくりして書きました。(笑)

    本編より一歩踏み込んだ表現になったので、R15にしました。

    幸せな愛です。読者さまも読んでて幸せになるはずなのです。そう思って書いていました。
    こちらこそ、核心にせまった、嬉しいお言葉を、ありがとうございました。

  • 終話  あどかあがせむへの応援コメント

    母の思いは深いなあ。
    そして、今度は古志加はその母になるんですね。
    愛し合っているふたりから生まれる赤ちゃん。
    とても幸せ。

    作者からの返信

    西しまこさま。

    そうなのです。
    母の思いは深いのです。
    古志加は、三虎の愛に満たされた夜を経て、赤ちゃんが欲しい、と心から願うのです。
    愛し合っているふたりから生まれる赤ちゃん。とても幸せに違いありません。

    コメントありがとうございました。

  • いやーん、うまーい!!(加須さんが。三虎ではなくて)
    セックス(あ、書いちゃった!)を文学的に書くのって難しいと思うのです。
    しかも、ちゃんと奈良風に! 情緒たっぷりに!

    ラストのつぶやきもよかったです。

    男も女も、最初はこころある年上のひととするのがいいですね!
    (どんな結論?)

    作者からの返信

    西しまこさま。

    「いやーん、うまーい!!」いただきました! 嬉しいなあ。西しまこさまに褒めていただいて。

    そして、(三虎ではなくて)で、ぷっと笑いました。

    もう絶対、西しまこさまには、この世界観をわかっていただけると思っていたのです。
    文学的に。難しいというか、文字を選ぶ作業に、ものすごく時間を使います。書いては消し、を繰り返します。

    美しく、愛の極みであることを示し、情緒たっぷりでないといけません。
    ちゃんと奈良風に! そこまでわかっていただいて、さすが西しまこさまです。

    ラストの呟きも、こだわってますので、注目していただき、嬉しいです。

    男も女も。仰る通りですね♡

    コメントありがとうございました。

  • 最後のお別れなのですね。
    天鶴売にも会えてよかった。

    作者からの返信

    西しまこさま。

    おはようございます。

    そうです、最後のお別れです。
    「子守唄を重ねて」やっと母刀自、古志加の夢に出てきたじゃん、というのは、母刀自が覚悟を持って、最後の力を振り絞った結果だったのです。

    母刀自はちゃんと天国に行けて良かったのです。天鶴売にも会えたのですから。

    西しまこ様のおっしゃる通りです!

    コメントありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     うまく表現できませんが、愛情のあるシーンを上手に描かれて圧倒されました。
     とても良かったです。

    作者からの返信

    上野文さま。

    こんばんは。

    ご高覧いただきありがとうございます。

    あひゃー! じれじれ片思いとか告白とかすっとばして共寝シーンをお目にかけてしまったぁー!

    それでも、「愛情のあるシーンを上手に描かれて圧倒されました。とても良かったです。」と言っていただけて、ほっとしています。

    お見限りでなくって良かったです。(涙目)

    コメントありがとうございました。

  • ふわあ……何と言うか、すごいですね。
    何がすごいって二つありまして、多分前にも似たことを書いた気がするのですがもう一度言いますね。

    一つは、男の激情と言うものをとても的確に抑えていて、三虎の言ってることややってることにいちいち共感できてしまうことです。
    あんまり言うと自分の趣味趣向を晒すようで腰が引けますが(笑)、ああ、そういうことさせたくなるよなあと思います。
    はっきり言って伊奴くんグッジョブなんですよね。

    二つ目は、男女の情交というものをここまで、う〜ん……淫靡だけど下卑た感じにせず描写できる加須千花さまの筆力です。
    私は特に好んで読むわけではありませんが、たまに異世界ファンタジーものでもそう言うのをガッツリ入れている作品もあって、まあ最初の方は真面目に?読むのですが、だんだん飛ばすようになるんです。
    と言うのも、「ドリルのようにゴンガンゴンと」とか、「ブシャ〜、アヒャ〜」みたいな描写に笑えてきてしまうからなんです。
    作風はそれぞれですので批判する気持ちは全くないのですが、加須千花さまの書き方は一線を画していると思いますね。

    ……ただですねえ、「莫津左売に『よく』教えてもらったから」のくだりでは「こいつばっかりずるいな……」と、正直思いましたね(笑)。
    伊奴くんあたりでいいので、ラッキースケベ的な状態で何かいいことが起きたりすれば、古志加側に1ポイント、みたいな(笑)。
    だって、今回は古志加に何の瑕疵もなくて、三虎が勝手にヤキモチを焼いて勝手に攻め込んでいるわけですから、お前もちょっとは攻められてしまえと言う、邪悪な気持ちが湧き上がってしまいます。

    次回、最終話を楽しみにお待ちしています。

    作者からの返信

    夏井涼さま。

    おはようございます。
    朝から読む内容ではないものを、早朝にアップしてしまい、まことに申し訳ありません。
    これは夜の内容。

    でも、返信コメントをさっそく頂戴し、嬉しいです。
    お返事でいろいろ語れる。語りたい。私、語りたい。

    古志加はとても可愛くて、三虎は心から愛しています。だから、「そういうことさせたく」なってしまう。

    「三虎の言ってることや、やってることにいちいち共感できてしまう」

    それを目指して書いていました。
    男性読者さまにご覧いただき、「違うよな〜。」と思われないよう、自然であるように。

    三虎はこんなにも、愛を謳歌しています。

    雲雨之夢のシーンは、文字にすごく気を使います。美しく格調高く、流れも良く、艶がなければならない。文字を削って、付け足し、また削って、という作業にものすごく時間をかけます。
    なので、褒めていただいて、嬉しいです。

    で、「莫津左売に『よく』教えてもらったから」よく、を強調なさいましたね。(笑)
    本当にコイツばっかりずるい。(笑)

    「古志加に1ポイント」
    「お前もちょっとは攻められてしまえと言う、邪悪な気持ちが湧き上がってしまいます。」
    にはちょっと笑ってしまいました。
    卯団の皆によって、鉄壁のプロテクトが施されているため、古志加にラッキースケベはおこらぬようです。

    伊奴「き、期待させやがって! 期待させやがって!」
    花麻呂、薩人、阿古麻呂「うるせぇ! 黙れ!」

    おや? 舞台袖から誰かが殴打された効果音がきこえてきたような。

    次話、納得の最終話+あとがきです。
    どうぞご期待くださいませ。
    コメントありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     福成売さんと天鶴売ちゃんの再会シーン、胸が痛くなりました。
     幸いに逝けて良かったのかな……。
     とても良かったです。

    作者からの返信

    上野文さま。

    こんばんは。拙作をご覧いただき、ありがとうございます。

    福成売と天鶴売、胸が痛くなった、幸いにいけて良かったのかな、との感想ありがとうございます。

    コメントいただけるのは、本当に嬉しいです。

    なんですが、私は今、頭を抱えています。
    次の話が、共寝の「ゲームクリア後のエクストラステージ」級なのです。

    実はこの「うらふく風の」は、本編読了後の読者さまを想定して書いてまして、次話の共寝、「ああ、あの二人なら、こういう夫婦よね。うんうん。」と、本編読了後の方なら思っていただけると思うのですが、そうでない方がいきなり読むと、

    ドン引きすると思います。

    (もちろん美意識のある表現で、10日間くらいかけて、言葉は細かく選び抜く作業をしてはいます。)

    他の物語は、もうすこし読みやすい艶事なのですよ〜。
    共寝の場面がお嫌いでしたら、もう次話からは思い切って読まない選択で良いです。
    ええもう、すっぱり読まない選択で。

    どうぞ、こんな私でもお見限りなきよう、お願いしたいです。(涙目)

    コメントありがとうございました。


  • 編集済

    あー、そうかあ、もうお別れなんですね……。
    確かにいつまでもこんな感じでいるわけにもいきませんよね。
    それでも、たったの一言だけでも最後に思いを伝えられるなんて、神様みたいなのがいるとしたら、なかなか粋な計らいだと思います。
    子守唄のくだりではまた泣かされそうになりましたが(笑)。

    花麻呂とも言葉を交わせてよかった。
    確かに寝ずの番の時にも、「キター」みたいなことを言ってましたね。
    改めて、福成売が物語にしっかりと絡んでいたことがよく分かりますし、加須千花さまの福成売に対する思いが再確認出来ます。

    それも含めて前回いただいたお返事で、とても嬉しいことがありました。
    作者でもない私が言うのは非常に傲慢な気もするんですけど、加須千花さまが本編を執筆されている間も福成売のことをずっと心に置いておいてくださったことです。
    何と言うか……彼女を大事にしてくれていたと言う事実そのもので、ものすごく救われたような気がしています。

    その福成売も、今まで古志加のことばかりだったのが、ようやく自分のいろいろな思いを吐き出せてよかった……。

    ただ、もう一人行方のわからなかった下の子のことも――いやきっともう少し先で分かることだろうからまだ答えていただかなくていいんですが、天上で福成売の両親の腕にって、どういうことなのか……次話をまた楽しみにしております。

    作者からの返信

    夏井涼さま。

    おはようございます。

    はい、福成売は最後の力を振り絞ったので、ここでお別れとなります。
    一言だけ。
    粋な計らいと言ってもらえて、嬉しいです。
    子守唄のくだり。はい、これは泣かせにいってるやつです。娘から母へ、思いもよらない最後の贈り物。古志加によって、歌声を返してもらったのです。福成売は、本当に嬉しい微笑みを浮かべて、昇天しました。

    そう、寝ずの番でも、「キター。」させたのは福成売です。
    花麻呂は、生母からの知らせと気づかず、でも、奈良時代の素直さで、この虫の知らせは無視してはいけないもの、さらに、古志加の命にかかわるもの、となんとなく察しています。
    花麻呂良い男。

    やっと夏井涼さまから、「ものすごく救われたような気がしています。」をいただけました。ふぅ、ふぅ。(限界の近い息切れ)良かった。

    福成売は、天井で父母の魂とやっと再会し、さみしかったこと、辛かったこと、思いが吹き出します。
    でも、もう、辛い思い出が彼女を苦しめることはありません。
    ここは善人だけがいける雲の上なのですから。

    で、天鶴売は、ここまでなので、お伝えします。
    生まれて3日で、福成売が寝てるあいだに売られた天鶴売は、赤ちゃんから成長することができず、天に召されました。

    ずっと、赤ちゃんのまま、福成売を待っていました。一足早く来てくれた祖父母が、一緒に待っててくれました。
    今、やっと、福成売に抱かれ、母の愛をそそがれ、また、福成売が心から自分との再会を喜んでいてくれているのを、魂として感じ取り、

    今、天鶴売は幸せです。

    天鶴売は、まだ、現し世に、新しい命として生まれ直す切符を手にしています。
    きっと、近いうちに。
    そう、私は思っています。

    次話は福成売から離れます。
    そう、タグで予告したあの男の登場です。

    コメントありがとうございました。


  • 悪いものには変化せず無事に昇天できたようで良かった!
    最後に思い残すことがなかったからでしょう。

    天鶴売ちゃんは大きくなれなかったのかな?
    みんな花麻呂くんみたいにラッキーではないですよね。
    でも母刀自に会えたから幸せ、かな?

    作者からの返信

    いくま様。

    おはようございます。

    はい、福成売は、何も悪い行いをしていないのに、生前、本当に可哀想な目にあったので、無事に昇天させて、魂を安らかにしてあげたい、と思っていました。

    最後に思い残すことがなかったから。

    そこまで、読み取っていただいて、嬉しいです。

    天鶴売は大きくなれませんでした。
    花麻呂は生後14日で売られましたが、天鶴売は生後3日で売られました。
    その違いもあります。
    成長ができず、赤ちゃんのうちに天に召されました。
    赤ちゃんのまま、天にいます。
    充分に享受できなかった福成売の母の愛を、今、母の腕のなかで味わい、幸せです。

    天鶴売はまだ、現し世に新しく生まれ直す切符を、その手に握っています。
    きっと、近いうちに。
    そう、私は思っています。

    コメントありがとうございました。

  • 第四話  愛しい娘よ。への応援コメント

    泣ける親心。
    こんなふうにつながっていたんですね。

    作者からの返信

    西しまこさま。

    こんばんは。
    読んでいただき、ありがとうございます!

    泣ける親心。
    死してなお、親でありつづけ、愛娘の幸せを願い、全てをなげうってでも、娘を守ろうとする。
    その母の愛が、古志加の命の危機を何度も救い、悪夢から救います。
    そうやって、つながっていました。

    コメントありがとうございました。

  • 第四話  愛しい娘よ。への応援コメント

    そうかあ……タイムリミットがあるんですね。
    本来であれば、きっと死んだ人間が生きている存在に働きかけることなんて、出来ませんよね。
    母刀自がわずかな時間でも、現世に残れている理由って一体何だろうなあと考えてしまいます。
    危機から救うため? ……実際何度か救っているけれど、うーん、何かそれがメインじゃない感じがするしなあ。

    ほっぺた二回のくだりは、とてもよかったです。
    満足に話せなくされたことは今でも業腹ですが、そのお陰で言葉を使わないコミュニケーションが可能になった、この場面で活きたことは確かです。
    それにしても、古志加の笑顔が苦しいです……。

    もう、ここでお別れか? ……いやいや、まだ第四話だと思ってしまいました(笑)。

    作者からの返信

    夏井涼さま。

    こんにちは。

    わーい、またまた公開してすぐに読んでくださり、ありがとうございます。

    母刀自がこの世に残ってる理由は、心残りがありすぎて、成仏できない、です。
    あまりに残虐非道な死に方をしたのです。
    それぐらいの魂の猶予があっても良いではありませんか。

    もし、物語世界の福成売と、私が会話できるとしたら。

    私「ここで退場なんだけど。もう器は死んでしまったので、愛娘、天涯孤独になるけど、成仏してくれる?」

    福成売、涙目でいやいやと首をふる。

    私「いや死んだんだけど……。」

    福成売「魂だけとなっても、娘を見守りたいんです。心配なんです。どうしても、まだ少し、側にいさせてください。」

    きっとこんな会話をしていたでしょう。
    そう、本編に、こうやってずっと、母刀自は「退場せず」いました。
    この、「子守唄を重ねて」までは。
    そうやって、私は本編の物語をつづりました。

    ほっぺた二回のくだり、ほめてもらって、ありがとうございます。

    くっ……。まだ夏井涼さまは「古志加の笑顔が苦しいです……。」ですか。まだ。まだだ。まだ次話がある。きっと次話では、もっと夏井涼さまの心を軽くしてさしあげられるはず! 乞うご期待!

    最近の私は、夏井涼さまのコメントが楽しみで仕方ありません。(照)
    コメントありがとうございました。

  • えーーー!!!
    すごいっ!!! きょうだいだったんですね!
    なんという隠し玉っ。

    作者からの返信

    西しまこ様。

    こんにちは。

    はい、生き別れの兄妹でした。
    あ、そんなに隠していたわけでは。(照)

    花麻呂と古志加は、さんざんまわりから、並ぶと兄妹みたい、と言われてきたのは、やはり、似てるからです。


    話はかわりますが、御作「ヒカルミソラノ」万葉集からのインスピレーション、しかも、私の物語が繋いだご縁(と言っていいのかな?)だったのですね。
    とても嬉しいです。
    光るみそらの、とても素敵な、美しい響きですよね。


    コメント、お星さま、ありがとうございました!

    編集済
  • お母さん、いいなあ。
    こうして見守っていたんだ、と思うと、本編もまたいい感じで蘇ります。

    作者からの返信

    西しまこ様。

    はい、お母さん、こうやっとずっと、深い愛情で古志加を見守っていました。
    そばにいたんです。

    本編も良い感じで蘇りますか。良かったです!

    コメントありがとうございました。 

  • 花麻呂くんとそんな縁があったんですね!
    結ばれなくて正解か……

    なぜ花麻呂くんのお腹の調子が悪くなるか分かりました。
    母刀自さん、やり過ぎw

    それにしても長く残ってしまい成仏できるか心配になってきました。
    二人とも幸せになるまでかな〜。

    作者からの返信

    いくま様。

    こんにちは。

    はい、花麻呂と古志加は、そんな縁がありました。
    結ばれたらあかん。

    花麻呂がさんざんお腹の調子が悪くなってたのは、そういう事だったんです。
    しかも、奈良時代なので、花麻呂も、「この虫の知らせは、無視しちゃいけないものだ。」と察して動いていました。

    それにしても、「い、一歩も動けないイイ!」まで母刀自は冷やしてしまっていたので、明らかにやり過ぎですね。(笑)

    そしてまたまた、いくま様が鋭い。
    そう、ここまで魂状態で長く残ってしまうと、そこもあるんです。
    この母刀自の物語がどこに行き着くか。
    見守っていただけましたら、幸いです。

    コメントありがとうございました。

  • え……ええっ!?
    あれ、私、また読み落としてたかなと不安になったんですが。
    花麻呂が古志加の兄!?
    ふ――――――……すごい。
    それなら、彼と古志加の距離感も何となく頷けるというものですね。

    でも、あれですよね?
    古志加が兄弟姉妹が欲しいって言った時って、あの場面ですよね(汗)。
    胸が痛いとか言いながら、そんな場面だけしっかり覚えているのが困りものです。

    福足って、彼女の弟の名前でしょうか。
    そう考えると福成売の名前も皮肉というか何と言うか。
    早くその名に相応しい感じになって欲しいと思いますが、彼女が花麻呂にあれこれして喜ぶ姿を想像して、少しまた気持ちが軽くなりました。
    で、最後のくだりで泣かされました(笑)。
    でも……よかったですよ、ホントに。

    それと、先だってのことへのお返事、ありがとうございました。
    そう言っていただけて、ホッとしました。
    ……久麻牟志くんが、なんか進化してますね(笑)。

    作者からの返信

    夏井涼さま。

    こんにちは。

    ふ――――――……すごい。
    いただきましたっ!
    花麻呂と古志加の距離感は、だから、なのです。

    古志加の、兄弟姉妹が欲しい、は、「第一章 くるみの人 第一話」です。伏線です♪
    しっかり覚えていてくださって、嬉しいです。
    福足は、福成売の弟の名前です。ここででしか出てきません。さすがに、弟よ、と呼びかけるわけにもいかないので。(汗)

    はい、夏井涼さまから、「少しまた気持ちが軽くなりました。」をいただきました。大丈夫、私が、母刀自に「福成売」の名前を与えたのは、この名前が彼女にふさわしいからです。その思いは、一貫して、本編からずっと、私の胸にあります。

    やっぱりこの「うらふく風の」を書いて良かったです。
    意外と、花麻呂が兄とばれていないものですね。ねっ、久麻牟志?
    久麻牟志、満足そうに二回頷いて、けろろん、と鳴く。

    コメントありがとうございました。

  • 母刀自の視点が固定されていて口語口調で語られるので読みやすいと感じました。
    本編を思い出しながら拝読していますが、裏では母刀自が活躍していたのですね!

    このあとの物語で三虎くんが呪われないか気になりましたw
    ふふふ。

    作者からの返信

    いくま様。

    おはようございます。
    朝早くからご覧いただき、ありがとうございます!

    はい、苦労人で働きづくめだった母刀自は、生きている時より開放され、魂が自由になっております。
    なんだか可愛らしさも感じられる生来の性格もだせたらな、と口語口調にし、読みやすいと感じてもらったなら、ワーイ! 狙い通り、と嬉しいです。

    そう、裏では母刀自が活躍、暗躍していました。
    ふふふ……。三虎は呪われかねませんね。いや、実は本編では呪われていたのかもしれない! 私も今そう思いました。(←おいおい)

    コメントありがとうございました。

  • これは……もしかして、古志加の成長を母刀自の目線でずっと追っていってくれる物語なのか……?
    あ、いいです! まだ答えないでくださいっ!(汗)
    とりあえず一周目は、まっさらで読ませてください。
    (じゃあ聞くなよと言われそうですが(笑))

    魂だけになっても、彼女が娘を思う気持ちにちょっとクスリとしながらも、何となくまだ胸が痛みます。
    特に舌足らずのくだりは、なかなかに重い……よくも生きている人間に対してそんなことが出来るものだと、憎悪の炎が再燃しますね。
    でも、生きている頃よりずっと自由に振舞っている母刀自の姿を見て、不憫なのは変わりませんが少し気持ちが落ち着いてきます。

    次話も楽しみにしております。

    作者からの返信

    夏井 涼さま。

    おはようございます。
    またまた、朝早く読んでいただいて、コメントまでいただいて、ありがとうございます。

    ……えっ。
    答えちゃ駄目なの?
    母刀自の物語だとタイトルで言ってますよん。ねっ? 蛙・久麻牟志──クマムシ? 
    久麻牟志、目がニッコリ笑って「けろろん♪」

    自分で書いたこの「うらふく風の」、何回も最終話まで見返してみてるんですが、良いものが書けました。ご期待くださいませ。

    で、舌足らずのくだりは、本当にひどいと思います。うん。あの極悪人には、まさに憎悪の炎です。

    そして、魂となり、生きてる頃よりずっと自由に振る舞っている母刀自。
    その通りなのです。魂は自由なのです。
    その伸び伸びとした母刀自をお楽しみいただきたいです……。

    あっ、まだ「不憫なのは変わりませんが少し気持ちが落ち着いてきます。」
    ですか。うむ。夏井 涼さまのハードルが高い。
    良いでしょう! きっと、この話が進んでいくにつれ、もっと楽になるはず。そのはず。はずなんだ。
    正直な感想を今後もいただけると、とても励みになります。本当に参考になりますし、もっと、良いものを、って思えるから。


    さて、伊奴くんの物語にもらったコメントのお話ですが、

    気にするどころか、嬉しかったですよ!

    ほら、前に、男性目線でどうか、と夏井 涼さまにお尋ねするくらい、私は男性目線が「あってるかどうか」自信がない人間です。
    なので、男性心理を描けている、と夏井 涼さまに言ってもらって、男性疑惑?と言ってもらって、ほっ、を通り越して「あっはっは」と上機嫌に笑いがこぼれるほどです。

    何もお気になさらず。
    さっきもう1回、頂戴したコメントを見返してきましたが、ちゃんと気遣いのお気持ちが伝わってくる文面でしたよ。
    ねっ? 久麻牟志?
    久麻牟志、こくこく頷いて、「ゲフン。」
    ……いろんな鳴き方を身につけたね?


    次話もご愛読いただけましたら幸いです。
    コメントありがとうございました。

  • いやーーーー!
    面白い!良いですね!
    本編読了前なので・・・一時退却いたします(笑

    作者からの返信

    kone様。

    おはようございます。

    いらせられませ! 
    公開したばかりの物語を読んでいただいて、ありがとうございます。

    面白い、良い、って言っていただき、嬉しいです。
    はい、申し訳ないですが、ここで一時退却でお願いいたします。
    また、すご〜〜く時間がかかって良いから、本編読了後、この「うらふく風の」も思い出していただければ、幸いです。


    こう言いつつも、本編読んでる最中の読者さまも、この「小菅ろの」一話だけを読むぶんには、本編を「さらに美味しく」読めるだろうな、と思っております。
    だって、こうやって、母刀自、本編にまだ居て、魂で触れると「胸をひんやり」させてますからね♪

    コメントありがとうございました。

  • うううう……やってくれましたね……( ; ; )
    まさか、三虎が古志加に気づいたのが母刀自のお陰だったとは……。
    冒頭の、自らの悲惨な骸を虚空から眺めるシーンでは、何だろ……痛みや苦しみから解放されてよかったと思う前に、例によって彼女の過酷な人生がまたしてもフラッシュバックしまして……。
    最後まで読んで、母刀自がプリプリ怒ってるのを見て、やっと落ち着きました。
    香油、ちゃんと塗れていたんですね……ホントによかった。

    まあ、二回も幽霊に憑かれて?ぶるっとした三虎は、ちょっと可哀想でしたが(笑)。
    全部で八話もあると知って、とても嬉しいです。
    楽しみにしています。

    タグの「三虎のせいだよ」が「夏井のせいだよ」じゃなくてよかったです(笑)。

    作者からの返信

    夏井涼さま。

    おはようございます。
    わ〜い! わ〜い!
    読んでくださって、しかも熱烈なレビューまで!
    嬉しいよ〜。ありがとうございます。けろろん、けろろん♪ 私は蛙・久麻牟志──クマムシとともに喜びの舞を踊っています。

    私は、「母刀自かわいそう」感受性の強い読者さまから、何回かそう感想をいただきまして、気になってはいたのです。

    で、今回この「うらふく風の」を書く一番の後押しは、夏井涼さまの、「橙火の光を清み」にいただいた感想コメントでした。
    古志加が、母刀自が、可哀想で、フラッシュバックして、正直辛かった。
    なら書くしかねぇ! あたしは書く! と、書きました。

    正直、「小菅ろの」、夏井涼さまは読んでて辛いだろうな、と予想してました。でも、避けて通れはしない。
    そして、最後、七話までいけば、必ず、夏井涼さまの心を軽くしてさしあげます。そこまで持っていきますよ。
    楽しみにしていて下さい。

    タグ、「夏井涼さまのおかげだよ」にかえても、私はいっこうに構わないのですが。(でもR15なので、文章があんまりなので止めておきます。)夏井涼さまにこの物語を捧げます。

    コメントありがとうございました。

    編集済
  • 嬉しい!
    続き、楽しみです。

    作者からの返信

    西しまこ様。

    おはようございます。

    万葉集
    巻十四 3564番

    でございます。本当は、いとしき児ろ、は、好きな女性を歌ったものでしょうが、母刀自に使わせてもらいました。
    あどすすか。
    響きが好きです。

    嬉しい、と言ってもらえて、私も嬉しいです!
    どうぞ、母刀自の物語に、しばらくお付き合い下さいませ。
    いち早くお読みくださり、ありがとうございました!!