応援コメント

第四話  愛しい娘よ。」への応援コメント

  • 拝読致しました。
    母の薄幸と非業の死が楔のように心に刻まれている古志加ちゃん。
    愛娘の幸せをひたすらに願い、手段を問わずに、己が身をも顧みずに心を尽くす母刀自ちゃん。
    現世と幽世という、いわば異世界の住人になっても想い合う二人の絆が尊いです(^^)
    問題があるとすれば、お互いに相手を想いすぎるあまりに、自分が笑うのを忘れてしまいそうなこと。
    だからこそ、最後に母刀自が、自ら笑うことで古志加ちゃんに笑うことを思い出させてくれるシーン、二人で笑い合うシーンが美しかったです(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

    作者からの返信

    たけざぶろう様

    こんにちは。
    ありがとうございます。

    ありがとうございます……(´;ω;`)ウッ…

    いただいたコメントが良すぎて、言葉につまります。
    古志加は、この時、悲しみだけにとらわれ、笑うことを忘れていました。
    二人が笑いあうシーンを、美しいと言ってくださり、ありがとうございます!

    (´Д⊂グスン

    コメントありがとうございました。

  • な・け・る

    母の愛が尊すぎる。
    古志加の魂呼びのあの名シーン。
    福成売さん視点だとより感慨深いです。

    笑って、幸せに生きてと願う、母の最期の願い。
    それを受け取って、古志加は笑みを浮かべる。
    大好きな母のために。

    ああ、泣ける……

    作者からの返信

    北原黒愁さま

    力強い「な・け・る」をありがとうございます。

    本編のクライマックス。魂呼びのシーンを、名シーンと言ってくださり、ありがとうございます。

    本編では、魂ゆえ、ほとんど喋ることのできなかった福成売。
    あらためて母親目線だと、良いですよね。

    笑って、幸せに生きて。その母親の最後の願いを、古志加はきちんと受け止めて、笑ってくれました。
    福成売、古志加の笑顔を取り戻せて、嬉しいです。

    コメントありがとうございました。

  •  古志加に危険が迫って、その魂がひび割れてしまったときも、母刀自は力をつくしてくれたのですね。

     重傷の花麻呂に、起きろとつついたのは、ちょっとかわいそうだったですがw
     それによって、三虎に古志加のところへ行かせることができましたからね。
     母刀自、亡くなってからも、密かに大活躍でしたね。

    作者からの返信

    本城 冴月さま

    ええ、古志加に危険が迫って、その魂がひび割れてしまった時も、母刀自は、力をつくしてくれていました。

    もう、魂となってから、かなり時間が経っているので、
    ・生前の辛い思い出が薄れ、まるで子どものように奔放にふるまうようになっている。
    ・大人としての知慮が剥げ落ちてきている。
    両方の特徴がでてきています。
    なので、重症で花麻呂は起き上がれない、という判断ができず、
    「私は花麻呂に古志加を助けてほしいの。うわーん、ばかばかー。」と、ぽかすか花麻呂を殴ってます。

    三虎が古志加を助けにむかったあとも、花麻呂をぽかすか……。
    花麻呂は、可哀想です。(^o^;

    まあ、この虫の知らせで、三虎を古志加のところへ行かせることができたので、良しとしましょう。
    母刀自、密かに大活躍、です。(≧∇≦)b

    コメントありがとうございました。

  • あの感動が再び。
    残された魂の力を使い尽くしてしまったゆえの昇天だったんですね。
    改めて愛情深さに心打たれます。

    前半のこき使われる花麻呂にはクスッとさせていただきました。
    霊の感じ方は人それぞれ、と。
    母刀自は藤売にも嫌がらせをしていそうですが、きっと彼女は感じない人でしょうねぇ。

    作者からの返信

    プロエトスさま

    「あの感動が再び」
    と言ってくださり、ありがとうございます。
    ええ、残された魂の力を使い尽くし、古志加の夢の世界から、悪夢をはらいました。
    ゆえに、昇天です。
    母刀自、魂となっても、深い愛情の持ち主でした。

    前半のこき使われる花麻呂に、くすっとしてもらって、ありがとうございます。
    花麻呂、見えない母の魂に、こき使われ、腹は壊すわ、胸は冷えるわ、でした。

    あー! そうですね、きっと、母刀自、藤売にも、ぷんぷんしながら、嫌がらせしていたでしょうね。
    でも、藤売は、怪奇現象はまったく感じなかったでしょう。性格が強すぎる(^o^;)

    コメントありがとうございました。

  • ぬばたまの闇。
    母刀自はこんなに必死で古志加を助けようと、藻掻いていたのですね。眼の前で苦しむ娘に、気が気でなかった事でしょう。


    そして、確か沼を挟んでの、あの場面。
    涙無くしては読み進めることが出来なかった、あの場面。
    母と娘。話は出来ない。
    だけど、お互いに伝えたい事が山のようにあって、何とかお互いに届けようとする。
    そして、心と心が通う、切なくも心温まる場面。

    母刀自サイドストーリー、とても素敵です(*꒦ິ꒳꒦ີ)

    作者からの返信

    かごのぼっち様

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    古志加がくぐる事になった、ぬばたまの闇。暗き夜。
    母刀自は、こんなに必死に、古志加のそばで、娘を助けようともがいていました。

    母と娘。話はできない。
    古志加の話は、母刀自に聞こえる。
    でも、母刀自の声は、古志加に届かない、という、この世とあの世の狭間でした。

    そして、たった一言だけ、死者から生きてる人に、届ける事ができます。

    切なくも心温まる、とても素敵、と言ってくださり、ありがとうございます。(・∀・)

    コメントありがとうございました。

  • 本編の苦しい場面ですね。
    母刀自に時間が限られているのは分かっていましたが、子供の傍にいさせてあげたい気持ちになってしまいます。
    文字通り、全てを懸けて古志加を救おうとする母刀自の言葉も覚悟が決まってて素敵です。

    物語も折り返し、大事に大事に読ませて頂きます。

    作者からの返信

    きんくま様

    ええ、本編の苦しい場面です。
    そして、光のさす場面でもあります。

    「文字通り、全てを懸けて古志加を救おうとする母刀自の言葉も覚悟が決まってて素敵です。」
    と言ってくださり、ありがとうございます。
    母の愛が、全てを包みます。

    母刀自、きっと、ここで昇天できないと、消滅とか、変容して自我を失うとか、悪い方向に向かっていったと思います。
    だから、ここが引き際。
    それを母刀自も、なんとなく感じ取っていました。

    大丈夫、昇天してからも、遠いお空のうえから、母刀自は娘と息子の幸せを見守ってくれますよ。

    物語を、大事に読んでくださり、ありがとうございます!(≧▽≦)

    コメントありがとうございました。

  • 本編でも充分、感動的なシーンでしたが、母視点で見ると、また違った感動がありますね(*-ω-)

    「きっと自分の大切だった人も見守ってくれている」
    そう思える希望の詰まった回でしたね(*´ω`*)

    作者からの返信

    最十レイさま

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    「本編でも充分〜」
    このお言葉、すごく嬉しいです!
    この「うらふく風の」は、本編執筆中、書くかな? どうしようかな? と、自分のなかで、はっきり書くとは決めていませんでした。
    書いて良かったです。ヽ(=´▽`=)ノウレシー

    「きっと自分の大切だった人も見守ってくれている」
    ええ、お空の上から、きっと、きっと……。そう思います。(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)

    コメントありがとうございました。

  • 加須 千花さま

    こんにちは。

    母刀自の魂を感じてくれる霊感体質者がふたりもいて良かったですよね。もし三虎と花麻呂がいなかったら、古志加はとっくの昔に母刀自と同じところに行ってしまっていたかもしれませんものね。

    魂になって愛しい人たちのもとにとどまれるのは、生前あまりに辛いことがありすぎた人が空に昇ってしまう前に、少しだけ心を嫌す期間なのでしょうか。花麻呂を見守り、古志加を助け、母刀自の魂は満たされながら、次第に消えていったような気がします。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子さま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    はい、三虎と花麻呂がいてくれなかったら、古志加はとっくに、母刀自とともに天国にいってました。ヾ⁠(⁠*⁠’⁠O⁠’⁠*⁠)⁠/ヒー

    母刀自の魂、佐藤宇佳子さまのおっしゃる通りです。
    あとがきでも触れていますが、母刀自は、あまりに可哀想な死でした。それが物語の展開上、必要だったのですが……。
    私は悩み、「魂となって、まだ物語の舞台から退場していない」手法をとりました。母刀自は、死は迎えていますが、不思議と幸せな時間を過ごします。
    満たされて……。です。(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

    コメントありがとうございました。

  • なんて大きな愛なのでしょう。
    ずっとずっとこうして古志加ちゃんを見守っていてくれた。時には花麻呂さんに、時には三虎さんに助けを求めながら古志加ちゃんを守ってくれた。

    母刀自さんは心から古志加ちゃんを愛し、そして娘の古志加ちゃんもまた。
    もう大丈夫だよと、二人ともその思いは伝わって安堵しました。

    作者からの返信

    朝倉さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    「なんて大きな愛なのでしょう。」

    ああ、そうです。
    そうなんです。
    魂だけとなっても、愛する娘を守り抜いた、尊い母の愛なのです。
    ずっとこうして、古志加のそばに、魂として寄り添っていました。
    (花麻呂を発見してからは、嬉しくて彼に猫のようにすりよってます。)

    母刀自も、古志加も、お互いを愛し。思いが伝わり。
    安堵していただけましたか。
    良かったです!

    コメントありがとうございました。

    編集済
  • これは…… ヤバいですな……(`・ω・´)

    この作品、序盤、母刀自の意外とコミカルな笑える部分が出ていたので少し油断していましたが……

    涙が止まらん‼️(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    例え肉体が滅んでも母娘の魂の絆は消えない……

    今まで読ませてもらった加須様の作品の数あるシーンの中でも、一番泣ける場面です……

    本当に素敵な母娘ですね。

    作者からの返信

    アニマルさま

    「今まで読ませてもらった加須様の作品の数あるシーンの中でも、一番泣ける場面です……」
    ああ、そうですか。
    嬉しいです。この物語を書いて良かった……。(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)

    「本当に素敵な母娘ですね。」
    ありがとうございます。古志加も、福成売も、この言葉に喜んでいます。
    (今回、頂戴したコメントが嬉しすぎて、月並みなお返事になってしまいました……。お許しください。)
    コメントありがとうございました。

  • 涙が・・・
    そう、母親は娘の幸せをただ願っているもの。
    謝ってほしくなんかないんですよね。

    作者からの返信

    綾森れんさま

    そうなんです。母刀自は、古志加に笑ってほしいのです。
    ただ、幸せになってほしいのです。

    ここは、心をこめて書きました。
    綾森れんさまの心を少しでも震わせることができたのなら、嬉しいです。

    コメントありがとうございました。

  • 泣ける親心。
    こんなふうにつながっていたんですね。

    作者からの返信

    西しまこさま。

    こんばんは。
    読んでいただき、ありがとうございます!

    泣ける親心。
    死してなお、親でありつづけ、愛娘の幸せを願い、全てをなげうってでも、娘を守ろうとする。
    その母の愛が、古志加の命の危機を何度も救い、悪夢から救います。
    そうやって、つながっていました。

    コメントありがとうございました。

  • そうかあ……タイムリミットがあるんですね。
    本来であれば、きっと死んだ人間が生きている存在に働きかけることなんて、出来ませんよね。
    母刀自がわずかな時間でも、現世に残れている理由って一体何だろうなあと考えてしまいます。
    危機から救うため? ……実際何度か救っているけれど、うーん、何かそれがメインじゃない感じがするしなあ。

    ほっぺた二回のくだりは、とてもよかったです。
    満足に話せなくされたことは今でも業腹ですが、そのお陰で言葉を使わないコミュニケーションが可能になった、この場面で活きたことは確かです。
    それにしても、古志加の笑顔が苦しいです……。

    もう、ここでお別れか? ……いやいや、まだ第四話だと思ってしまいました(笑)。

    作者からの返信

    夏井涼さま。

    こんにちは。

    わーい、またまた公開してすぐに読んでくださり、ありがとうございます。

    母刀自がこの世に残ってる理由は、心残りがありすぎて、成仏できない、です。
    あまりに残虐非道な死に方をしたのです。
    それぐらいの魂の猶予があっても良いではありませんか。

    もし、物語世界の福成売と、私が会話できるとしたら。

    私「ここで退場なんだけど。もう器は死んでしまったので、愛娘、天涯孤独になるけど、成仏してくれる?」

    福成売、涙目でいやいやと首をふる。

    私「いや死んだんだけど……。」

    福成売「魂だけとなっても、娘を見守りたいんです。心配なんです。どうしても、まだ少し、側にいさせてください。」

    きっとこんな会話をしていたでしょう。
    そう、本編に、こうやってずっと、母刀自は「退場せず」いました。
    この、「子守唄を重ねて」までは。
    そうやって、私は本編の物語をつづりました。

    ほっぺた二回のくだり、ほめてもらって、ありがとうございます。

    くっ……。まだ夏井涼さまは「古志加の笑顔が苦しいです……。」ですか。まだ。まだだ。まだ次話がある。きっと次話では、もっと夏井涼さまの心を軽くしてさしあげられるはず! 乞うご期待!

    最近の私は、夏井涼さまのコメントが楽しみで仕方ありません。(照)
    コメントありがとうございました。